お知らせ

『北海道特別支援教育研究』査読規定


北海道特別支援教育学会(以下、本学会)の研究雑誌「北海道特別支援教育研究」(以下、本誌)は、特別支援教育や関連領域の研究や実践に関する発表のほか、関連するさまざまな領域の情報を会員に提供し相互の資質向上に資するものとする。この目的を達成すべく、以下の査読規定に沿って査読を行うものとする。

 

1.原稿の審査

編集部に届いた原著論文、実践研究、資料、実践報告(以下、これらを原稿とする)は、事前に著者らの投稿資格、内容および書式を編集部でチェックし、本誌に掲載資格があるかを判断する。掲載資格があるとされた原稿は、編集委員会で査読(ピアレビュー)を行い、採択された原稿のみ掲載するものとする。なお、査読は、投稿者の氏名および所属先を伏せて行う。

 

2.査読体制

本誌の査読は、北海道特別支援教育学研究編集委員会(以下、編集委員会)と本誌編集部で行う。編集委員会の委員は、本学会員で構成され、理事会の承認を経て任命される。本誌編集部の部員は、本学会理事であり編集委員会委員の中から3名を理事会の承認を経て任命される。編集委員会の委員長は、編集部部長との兼任とし、本学会理事会の承認を経て任命される。原稿の査読において編集委員会と編集部は、次項以降に記された役割を担うものとする。

 

3.査読者の決定

査読者は編集部で依頼をする。原則編集委員会の委員に依頼するが、編集部が特に必要と判断した場合、本誌編集委員会の委員以外の専門家に依頼することができる。査読者は2名とするが、編集部が必要と判断した場合査読者を追加することができる。

 

4.査読の内容

査読は以下の項目において行う。

1)表題は内容を的確に表しているか.

2)序文は適当で、目的が明確に記されているか.

3)方法および材料は適当か.

4)結果の説明は適当か.

5)考察が十分行われており、結論は明確か.

6)図表は適切か.

7)文献は適切に引用されているか.

8)原稿の体裁は投稿規定および執筆要項に準拠しているか.

9)その他(倫理的な問題など)

査読者は、上記の各問題点についての具体的な内容を記したものを編集部に査読結果報告書として提出する。査読者は可及的に「不採択」の評価は行わず、再査読と修正を繰り返すことによって、学術論文として発表できるよう努める。

 

5.査読結果の通知

編集部は、査読者から送られてきた結果を参考にして、「採択(修正不要)」、「修正採択適当(再査読不要)」、「再査読(要修正・要再査読)」、および「不採択」のいずれかの判断を行い、「採択(修正不要)」以外の場合、具体的な修正点、意見等が付された2名の査読結果報告書と編集部の査読意見を添えたものを第一著者に通知する。なお、不採択とされた原稿については、本誌への修正された原稿の再投稿を妨げない。査読結果報告書を受け取った著者らは、査読者の意見を参考にして原稿を修正し再度審査をうけるものとする。その際に、編集部は修正した原稿と査読意見に対する返答を記したものを著者らに提出することを求める。

 

6.査読の期間

査読は、査読者が受理してから概ね1ヶ月の間に査読結果報告書の提出を求めるが、編集部が必要と判断した場合,延長することができる。査読者は、何らかの理由で期限内に査読できないと判断した場合は、その旨をすみやかに編集部に連絡する。査読結果が著しく遅延した場合、編集部は査読者を交替させることができる。

著者らは、査読結果報告書を受け取ってから3ヶ月以内に修正した原稿を編集部まで提出するものとする。なお、特段の事情があると編集部が判断した場合修正期間を変更することができる。特段の事情がない場合で、修正原稿と査読意見に対する返答を期日までに提出しなかった場合、投稿原稿を不採択として処理する。

 

7.査読の終了

 2名の査読者が採択と認めたものについて、最終的に編集部において掲載が適当と判断したものを採択とし、採択原稿を直近の出版予定の本誌に掲載する。査読者が2名とも不採択と判断した場合は、論文の掲載を却下する。最終的に2名の査読者の意見が割れた場合、編集部は3人目の査読者に査読を依頼する。編集部は3人の査読者の結果を総合的に検討し最終的な判定を行う。

 

8. その他

査読結果については、最終的に本誌編集委員会と編集部がその責任を負う。


2021年3月
お知らせ

北海道特別支援教育研究の査読に関する編集委員会内規

 

1.   すべての投稿原稿は2名の査読者によって査読されるものとする。

2.   査読者は、査読論文が到着してから原則として2週間以内に査読結果を編集委員に報告する。

3.   査読者は、何らかの理由で期限内に査読できないと判断した場合は、その旨をすみやかに編集委員に連絡する。

4.   査読者から期限内に査読結果が報告されないときは、編集委員より催促する。さらに、査読結果が著しく遅延した場合、編集委員は査読者を交替させることができる。

5.   査読結果は「採択(修正不要)」、「修正採択適当(再査読不要)」、「再査読(要修正・要再査読)」、および「不採択」のいずれかとする。「採択(修正不要)」以外の場合、査読者は具体的な修正点、意見等を付して報告する。

6.   査読者は可及的に「不採択」の評価は行わず、再査読と修正を繰り返すことによって、学術論文として発表できるよう努める。

7.   査読者が2名とも「不採択」と判断した場合は、論文の掲載を却下する。

8.   査読者の内1名が「不採択」と判断したときは、編集委員は3人目の査読者に査読を依頼する。編集委員は3人の査読者の結果を総合的に検討し最終的な判定を行う。

9.   論文の著者は、査読結果が「要修正」の場合、修正した論文を原則として1か月以内に再提出しなければならない。

10.  編集委員は査読結果を編集委員長に報告し,論文が受理された場合は最終論文を編集委員長に提出する。

11.  査読が終了した論文の掲載決定は編集委員長が行う。

12.  このほか査読に関して必要な事項は編集委員会で決定する。

 

200712

査読結果報告書書式 報告書.docx