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1. 札幌校特支への受験に関する質問その37

投稿日時: 2019/08/05 senga
Q.特別支援教育専攻では、中学校と高校の免許も取れるのですか?
どの教科にするか、いつ頃までに決めれば良いですか。

A. 特支専攻では小学校が必修になっていますが、中学校と高校は希望する学生さんが選んで教員免許を取得するための授業を履修しています。
 中学校・高校の免許は教科別になっており、多くの学生さんは1年生の前期または後期から関連する授業を受け始めています。学年によって教科のばらつきはありますが、英語、国語、社会、家庭科、数学、体育などを選ぶ人が多いようです。高校の方が大学の授業も難易度が高くなるため、途中で中学校の免許までに変更するケースもあるようです。

家庭科は少し意外かもしれませんが、特別支援では調理や被服などを取り入れた生活単元学習も盛んに行われていますので、教育実習や教職に就いてから実践で多く活用されています。合格が決まってから4月が始まるまでに2つくらいに候補を絞っておき、入学ガイダンスや先輩達に履修の相談をする中で1つに決めて行けば良いでしょう。

理科または技術、音楽、美術で中高の教員免許を希望する人は、実験や演習・実技を伴う授業が多いことから他専攻に対して厳しい人数制限があります。これらの科目を希望する人は受験の時点で対応する専攻へ入学し、そのうえで特別支援学校の免許を副免として履修することで特別支援学校(1種又は2種)をとるという方法もあります。
これらの場合でも小学校の免許を取得することが可能です。実際に札幌校では副免許として特別支援学校の免許を取得する特支専攻以外の学生さんも毎年約30~40名ほどいます。