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教員採用数は国公私立第3位&正規教員数は国立大で第4位

北海道教育大学は、教員養成をメインとする大学です。
教員就職者が多いトップ200を調べた東洋経済の就職四季報プラスワン(2019年1月)によれば、全国の国公私立大学の卒業生で2017年度に教員に就職した人数が多い順に、第1位は大阪教育大学(487人)、第2位は愛知教育大学(483人)、第3位が北海道教育大学(444人)、第4位は私立の文教大学(441人)、第5位は広島大学(385人)、第6位は東京学芸大学(383人)でした。北海道内の大学でトップ50内に入ったのは北海道教育大学のみでした。
道内の私立大学では80位に北翔大学(100人)、173位に札幌学院大学(34人)が入っています。
これらの人数は、教員採用試験に合格した正規教員と、臨時採用の非正規教員を合わせた数になっています。

国立大学の正規採用された教員就職者の人数だけでみると、2018年3月卒業生の場合、第1位は愛知教育大学(280人)、第2位は福岡教育大学(247人)、第3位は東京学芸大学(243人)、第4位が北海道教育大学(232人)、第5位は大阪教育大学(202人)となりました。
正規採用の人数は、自治体ごとに教員採用が実施されており、教員採用の合格率も少子化や教師不足などの状況によっても左右されます。
非正規の教員を1-3年経験して、教員採用試験に合格できたという卒業生も毎年います。

北教大の卒業生たちからは教員に就職した後に、同期や先輩、後輩が多いため、「身近に気軽に相談しやすい同僚がいて良かった」「大学の同期が近くにいて心強い」といった声を多く聞きます。
教員免許をとるだけでなく、人とのつながりが出来るのが大学生活の素晴らしい所だと思います。