札幌キャンパス情報

2017年3月の記事一覧

1月提出の卒業論文について

 今年も1月末に4年生20名が卒業論文を無事に提出いたしました。

 一覧にはいろいろなテーマがありますが、3年次の各研究室ゼミから始まって2年間かけてじっくりと取り組んだ成果が実を結んでいます。

 最近は卒業論文を課さない大学もあるようですが、一つのテーマに関連する研究論文を何十本と読み、自分で実際に実験や調査を行って、その結果をまとめるという一連の研究プロセスによって、高い専門性が育っています。

 学部1-3年生も卒業論文のデザイン発表会(5月末)、中間発表会(10月末)、卒論審査会(2月)への参加を通して、研究内容だけでなく発表方法や質疑応答も含めて学ぶ機会となっています。

 

平成28年度卒業論文タイトル一覧

 

・「青年期のASD者の自尊感情に影響する保護者の養育態度の検討」

・「展望的記憶の想起に関わる要因の検討」

・「大学生の障害理解における教員養成カリキュラム効果に関する研究」

・「1930-1945年における優生政策の日独比較研究-新聞記事の分析を通じて-

・「滝乃川学園における石井筆子の「教員保母養成」に関する研究」

・「手先が不器用な子どもの評価・支援方法の比較~教師と作業療法士の視点から~」

・「北海道における通級指導教室の変遷」

・「自己肯定感の低いアスペルガー症候群小5女児に対するダンス指導」

・「再現ドラマ鑑賞とロールプレイによる高等支援学校生徒の消費者教育の実践的研究」

・「読みに苦手意識のある小4女児に対する認知特性に配慮した音読指導」

・「知的障害児・者のセクシュアリティに関する自己決定支援」

・「教員養成課程における板書の読みやすさ向上に関する研究」

・「気になる子どもの引き継ぎにおける幼小間の情報交換についての検討」

・「時間管理に困難を示すPDD中学生男子生徒に対する生活スキル指導-自己記録とトークン・エコノミー法を用いた指導を通して-


・「発達障害小3女児における学習態度の形成-認知特性に配慮した漢字指導を通して-

・「バランス機能・疾走フォーム・疾走スピードの関係-不器用児のための短距離走指導への予備的研究」

・「高等学校定時制に在籍する生徒の自尊感情の変化について」

・「同時処理優位であるPDD5男児における漢字指導」

・「教員養成課程における学生の障害理解教育の資質向上のための検討」

・「眼球運動と筆順の学習時・なぞり書き時における視線の関連について
 -健常成人・健常
児・発達障害児による検討-

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