掲示板
札幌校の特別支援教育専攻に入学したい人のためのQ&A
札幌校特支への受験に関する質問その30
Q.幼稚園や保育園の特別支援教育に興味があります。幼稚園教諭と保育士の資格を取ることは出来ますか?
A.札幌校では希望すれば幼稚園の教員免許を取ることが可能です。四年時の9月に札幌市内の幼稚園で3週間の教育実習があります。
保育園の資格は、大学の単位は対応していませんので、自分で勉強することになります。過去には自主的な試験勉強をしていた四年生が3名ほど保育士の国家試験を受けていました。それぞれ幼稚園と学童保育、特別支援学校の仕事に就きました。
3年前に保育士試験に合格した学生さんの話では、大学の授業でも幼児教育や乳幼児の発達心理、運動発達の勉強をしていたので、保育士資格の参考書や問題集を理解しやすかったそうです。
ただ、卒業して保育園に勤めることが第一希望であれば、保育士の養成課程のある専門学校や大学へ進学した方が保育の専門的な勉強ができると思います。
札幌校特支への受験に関する質問その31
A. 特別支援教育専攻では、障害のあるお子さんが大学の臨床スペースに通って来ますので、学部1−2年生から個別・集団臨床という演習授業を選択すれば、教育実習が本格的に始まる前から子どもや保護者とふれあう経験を積む事も可能です。
北教大札幌校では、1年生に基礎実習があり、小学校と附属小学校、小中学校の特別支援学級、さらに秋にも附属小学校の授業参観と校内見学の機会があります。またサークルでは、地域の子ども達と放課後や長期休みに遊ぶ活動を行っているところもあります。
「フィールド」の単位として公立学校(小学校、中学校、高校、定時制・単位制高校、特別支援学校)にボランティアに行く機会もあり、実際の教育現場にかかわりながら、大学で学ぶことになります。
大学には、各校から「こんなボランティアに来てほしい」と学生さん宛に募集のお知らせが貼り出され、そこから自分の通いやすさや時間割との兼ね合いを考えて選んでいます。
身近にいる障害のある人、高齢者、学校で困難のある人の立場になって考えてみたり、その人に直接関わって様々な視点から物事をとらえること、新聞を読む際にも当事者の気持ちを想像して読むと、柔軟な力がくつと思います。
札幌校特支への受験に関する質問その32
A. 特別支援教育専攻の2年生9名に実際に聞いてみました。
第一希望で入った人が4人、第二希望だった人が5人でした。
Jさん:オーキャンで他の専攻の模擬授業も受けてみたけど、内容が難しかったです。特別支援に行ってみたら、模擬授業の内容もためになったし、実際に学生さんが来て雰囲気が良かったことも決め手の一つになりました。また、親が学校の教員をしていて、教師になるなら札教大がいいよと言われていたことも大きいです。
KさんとLさん:他の専攻が第一希望で、第二希望の特支に来ました。入学したら小学校の他に中学校(高校)の免許も理科以外なら選べるし、先輩もやさしくて、これで良かったと思っています。(他の専攻に行けば良かったと思いますか?)いいや、他だっただポツンと過ごしていたと思います。
Mさん:自分も特支は第二希望でした。小学校と特別支援学校の実習、特別支援学級の実習があるけど、教師になりたいので、これで良かったです。
Pさん:いろいろ迷っていた時に、親戚で教師をしている人から特別支援教育はこれから大切と助言されて、興味を持つようになりました。
・・・・2年生の話を聞いてみて、いつもお昼休みに集まってご飯を食べていたり、空き時間に一緒に勉強したり、かなり同級生や先輩後輩の交流が盛んな専攻だと改めて思いました(Senga)。お昼休みのインタビューへのご協力、ありがとうございました。
札幌校特支への受験に関する質問その33
A.長時間の勉強は、同じ姿勢が続いて血流が悪くなったり、目が疲れたりすると思います。まずは、机から離れて出来ることを考えてみましょう。
歩いてコンビニへ飲み物を買い行ったり、好きな音楽を(大きすぎない音で)聴きながら近所を歩いてみたり、体を動かすことで体全身の血流が良くなるだけでなく、脳にもしっかりと酸素が届きます。できれば20分ほど軽く汗をかくくらいの運動、散歩、雪かき、犬の散歩、家の手伝いを大きな動作でやるなどすると頭がすっきりして気分が良くなります。
みなさんが好きな動画の視聴やSNSは、勉強と同じ目の疲れが取れませんので、15分だけと決めてタイマーをセットし、立ったまま(勉強とは違う姿勢)で楽しんでみましょう。
歌が好きなら、歌の動画を見ながら大きな声で歌うことも、ストレス発散になります。
モチベーションが上がらない時には、志望校に入学後に、どのような事をしたいのか、大学HPやパンフレットなどを見ながら具体的にイメージします。○○のサークルに入る、○○バイトをする、○○の資格を取って仕事に就くなど、具体的にやってみたいことを書いて見えるところに貼っておけば、今やっている勉強が何につながっていくのか、思い出すことができます。
慢性的なストレスをためていると、風邪を引きやすくなります。
うまく気分転換をしながら、受験勉強を乗り切りたいですね。
札幌校特支への受験に関する質問その34
A. 3年生になる直前の3月に、2年生による各人の希望によって振り分けられます。
2年生の後期が終わってすぐの2月前半に、特別支援教育の6人の先生達による「ゼミオリエンテーション」(ゼミ説明会)が行われます。
この時に、先輩の3年生が説明に来てくれる研究室もあり、質問等も含めて相談に乗っています。
2年生の後半に教員2名(千賀・池田)による講読演習という12-13名に分かれた演習授業があります。2年生必修の講読演習では様々な分野の研究論文を読み、専攻の先生達がどのような研究分野に強いのか、理解を進めて行きます。
また大学図書館HP内のCiNii Articles という論文検索では、著者名を入れれば、その先生がどのような論文を書いているのか知る事ができます。
https://s-opac.sap.hokkyodai.ac.jp/library/
卒業論文やゼミでは、特別支援のなかでも自分の問題意識や関心のある事柄が何なのか、さらに深く学びたい障害や支援の内容を見極めた上でゼミの希望用紙(第2希望まで)を出します。
学部4年生による卒論デザイン発表会(5月末)、中間発表(10月末)、卒論審査会(2月上旬)に参加しながら、研究室による特色を知る機会もあります。