お知らせ

プログラム内容  

科目名

履修年次

専攻

履修要件

主な授業形態

特別支援教育

3-4年生

全専攻

特になし(フィールド研究ⅠⅡも修得する)

    講義

内容

講義目的:本講義では、通常学級に在籍する発達障害児への支援のあり方について事例を通して検討する。主に、自閉症スペクトラム障害について取り上げる。幼児期の育ちや成人期の自立についても説明し、ライフステージを通した視点から、学齢期を担う教師の役割とは何かについて考える。

講義目標:児童・生徒の「個性(非定型な特性)」を理解するために必要な考え方を学び、通常学級において、柔軟な対応を創意工夫できるような態度を身につけることを目標とする。また発達障害の支援に関する情報サイト(ほくとくネット)の利用方法などについても学ぶ。

講義計画:ガイダンス、自閉症スペクトラム障害とは、

成人期の事例「診断がつくまでの状況」 

成人期の事例「自己認知の過程」
成人期の事例「ピアカウンセリングを通じた社会参加までの過程」

幼児期の事例「行動観察と発達評価」

幼児期の事例「乳幼児健診の実際と現状」
幼児期の事例「保育園・幼稚園での対応困難事例とその対応」
幼児期の事例「幼児期の育ちを保障するための保護者支援のあり方と実際」 

学齢期の事例「成人当事者による学齢期の振り返りから」

学齢期の事例「小学校低学年における対応困難事例とその対応」
学齢期の事例「小学校高学年における対応困難事例とその対応」
学齢期の事例「思春期~青年期において必要な支援とは」
理論的理解のために「社会的認知研究の紹介と解説」*最終レポートの提示
成人当事者とのトークセッション、まとめ 


     
  ※平成28年度講義における学生の質問に齊藤真善先生が答える
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