札幌キャンパス情報

札幌キャンパスの情報

テント内に作ったボールプール


 月に1度の地域支援活動の運動遊び「キンダーぷらっつ」では、家族用テントにカラーボールを1000個ほど入れて、「ボールプール風の秘密基地」を作るのが恒例になっています。
今回は、そこに本物のボールプール用の枠が届きました。
テントにもサイズがちょうど良かったので、カラーボールを約2000個も入れる事ができました。

 ボールプールは、普通に買うとかなり高額な遊具ですが、テントは安井先生が自宅用を持参したところから始まり、ボールを数百個ずつ1年ごとに買い増し、そして4年目になってついに秘密基地風のボールプールが完成したのです。
子ども達は大喜びで、テントのチャックを閉めればボールプールで活発に遊んでも、外にボールがこぼれる事もありません。
 
 トランポリンやクライミングなどのダイナミックな動きはありませんが、少し疲れた体を休めたり、大人数が苦手な恥ずかしがり屋さんの子どもが集まって、ボールに体を沈めて遊んでいます。

 キンダーぷらっつは、札幌校の授業とも連動し、授業で遊具配置を計画したり、遊び方を試したり、学生にとっても様々な経験を積める場所になっています。
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札幌校 講義の様子

後期の授業もあと少し。学生さんもまとめの時期に入ってきています。
札幌校では、知的障害児の神経心理学という講義でグループで発表してもらいます。

最後の発表に向けて、学生さんが積極的に話し合う姿をパシャリ。
今回のテーマは、視覚認知特性を踏まえた漢字の学習方法です。
フロスティグ視知覚発達検査とWISC-Ⅳの結果から、各グループアイディアを出し合います。
このグループは、筆ペンでカラフルに、イラストを用いた教材を作成中。

話し合いの途中でアナと雪の女王の歌が聴こえてきました・・・・どんな学習方法を考えたのか、来週の発表が楽しみです!

*文字の学習におすすめの筆ペン
筆は力の加減により、線の太さ、濃淡が変わるるので、書いている最中の腕や指の動きを、視覚的に捉えやすくなります。
習字で使う筆だと、腕を空中で動かすので、腕のコントロールの基盤となる肩甲骨や肩周りのトレーニングにもなります。
筆ペンはいろいろな種類が出ていますが、実際の筆のような感触なのは、ペンテルの筆タッチサインペンや、100円ショップのキャンドゥに売っている筆ペンがおすすめです。
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札幌校の臨床スペースのクリスマスツリー

臨床スペースの玄関の近くには、クリスマスツリーが飾られています。活動に参加している子どもが作った手作りのオーナメントもあります。


今回は、年末の特別支援専攻生は、どのように過ごしているのかをお伝えします。

大学は10月から2月までの後期授業にあたり、年内は12月25日(金)までで終わり、年明けは1月4日(月)から授業が再開されます。

北海道の小学校から高校までのお休みと違って、ずいぶん短いですね。

この間に帰省する学生は、実家に戻って短い冬休みを過ごしますが、すぐに大学は始まるため、帰省せずに郵便局や飲食店などでアルバイトをして働く学生もいます。

 そしてこの時期に一番忙しいのが卒論を抱えた4年生です。今年度の卒業論文の締め切りは1月29日(金)、毎年1月末日の平日と決まっていますので、これからが追い込みシーズンです。この気持ちはおそらく受験生と一緒ですね。卒業論文のテーマは一人ひとり異なるオリジナルであるため、大学の研究室毎に割当られている演習室で論文を書き進める人、自宅のパソコンで取り組む人など様々です。

特別支援教育専攻では、卒業論文の仮提出が12月25日(金)のため、この写真のクリスマスツリーを見て、一部の四年生はため息をついているようです。仮提出までは全力で取り組み、提出後にはアルバイトをして、年始に少し休みをとるゼミ生もいます。やるべき時には集中して取り組み、少し休む時間やリラックスタイムを確保することも、ストレスとうまく付き合うコツなのでしょう。



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戦後の北海道特殊教育の実践資料の寄付を受けました(札幌校)

2015年11月11日に市澤豊先生から戦後の特殊教育に関する貴重な実践資料が、札幌校の特別支援専攻に寄付されました。
持ち込まれた段ボールを開けて3年生のゼミ生と本棚にしまいながら、半世紀以上の特殊教育の実践の積み上げがあって今があるのだと実感しました。このような貴重な資料を間近に見ることができ、特別ニーズ教育史・障害児教育史を専攻して良かったと改めて思いました。

内容は、北海道各地の特殊学級の実践報告書(1960年代など)、北海道精神薄弱養護学校協議会(北精研)の会報(1979−1980)北海道教育庁学校教育課の特殊学級の手引き、各種障害児教育手引き(昭和40−50年代)などです。写真の他にも本棚半分ほどの資料を所蔵することになりました。図書館への移管は今年度は難しいのですが、今後は視野に入れて検討したいと思います。

資料は貸し出しは致しませんが、閲覧・複写(撮影)は可能ですので、ご興味のある方は千賀まで事前にご連絡下さい。




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初めてのバーベキュー交流会

報告が遅くなりましたが、9月末日に札幌キャンパスの専攻教員で初めて行ったバーベキュー交流会の写真を掲載します。

ここ数年の傾向として、夜は現職教員等の大学院授業もあるため、専攻教員の予定を合わせるのが難しくなってきました。
そこで今回は、後期授業が始まる前のお昼の時間帯に、バーベキューで交流会をすることになりました。

外はあいにくの雨でしたが、本格アウトドア派の安井先生がテントやバーベキューセット、炭を用意してくれたこと、屋根付きの場所だったことが幸いして強風のなかでも美味しくできました。

今回は、若手の池田先生のご結婚をお祝いしながら、ノンアルコール(0.00%)ビールや炭酸水を片手に楽しい時間を過ごしました。

悪天候のため校内には学生さんの姿が見えませんでしたが、後期も協力・連携しながら特別支援教育専攻にしたいと話し合っていました。
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