とくしカフェ(ブログ)
2015年7月の記事一覧
性同一性障害について学びました
特別支援学校の教員免許取得を希望する学生を対象に開講されている「障害児の病理と生理」(担当、戸田竜也講師)では、性同一性障害を研究する大学院生をゲスト講師に招き、子どもの性同一性障害の現状と学校における支援のあり方等についての講義を行いました。
講師となった大学院教育学研究科の小野垣真里奈さんは、性同一性障害をはじめとする性的マイノリティについて研究を進めています。
講義は、当事者である子どもたちの声や支援へのニーズ、学校で取り組まれている支援等を具体的に提示し、演習を交えて進められました。
小野垣さんは、将来教師を目指す学生に向けて「多様な子どもたちのニーズや状況を自分の身近なこととしてとらえ、よき理解者となって欲しい」と話しました。
受講した学生からは、「当事者が自己肯定感を持って自分らしく生活できるようになるためにはどうしたらよいか」「インターセックスについて詳しく知りたい」「特別な配慮をする上で、学校の障害になっているものは何か」等の質問が出されました。
文部科学省は、2015年4月に「性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」という通知を出し、具体的な配慮事項等をまとめ、学校における適切な対応を求めています。
釧路校では、後期開講の「特別ニーズ教育」という授業でも同様のテーマを取り上げ、さらに学びを深める予定です。
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7月11−12日に北海道特別支援教育学会が開催されます
北海道教育大学札幌校にて、7月11−12日に第10回の北海道特別支援教育学会が開催されます。
大会2日目には、プロジェクト報告を兼ねたシンポジウム(ドイツと北欧におけるインクルーシブ教育の最新動向)を企画しています。
ドイツのインクルーシブ教育における特別支援学校の役割の変化は安井友康教授(北海道教育大学)、スウェーデンとフィンランドのインクルーシブ教育は是永かな子准教授(高知大学)から報告があります。ほとんど毎年のように現地視察・調査を継続してきた両者からの報告ですので、充実した内容になりそうです!
千賀 愛(司会)
大会2日目には、プロジェクト報告を兼ねたシンポジウム(ドイツと北欧におけるインクルーシブ教育の最新動向)を企画しています。
ドイツのインクルーシブ教育における特別支援学校の役割の変化は安井友康教授(北海道教育大学)、スウェーデンとフィンランドのインクルーシブ教育は是永かな子准教授(高知大学)から報告があります。ほとんど毎年のように現地視察・調査を継続してきた両者からの報告ですので、充実した内容になりそうです!
千賀 愛(司会)
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夏のイベント 障害のある子どもともきょうだいのキャンプ
釧路校では、毎年 釧根地区ADHD/LD/PDD懇話会中標津支部(通称:どらえもんくらぶ)及び標津町保護者ネットワーク「サロンときわ」と共同して、障害のある子どもときょうだいを対象としたキャンプを行っています。
今年も日程が決まり、準備に入っています。
中標津町デイキャンプ 8/7(金) 中標津東小学校、道立夢の森公園ほか
標津町キャンプ 8/17・18(月・火) 標津町文化ホール、海の公園、サーモンパークほか
これまでのキャンプの様子は こちら から
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