2011年9月の記事一覧

障害者基本法が2011年8月に改訂され、障害の定義や差別規定、教育に関する規定の部分が大きく変わりました。障害者の規定に発達障害が加わり、障害の定義は障害による制限のみならず、社会的障壁が規定され、環境要因を可能な限り軽減し、地域社会における共生が目指されています。 

国連の障害者権利条約で規定された「合理的な配慮」も盛り込むなど、インクルージョンを強く意識した内容です。

第16条の教育についても、「国及び地方公共団体は、障害者が、その年齢及び能力に応じ、かつ、その特性を踏まえた十分な教育が受けられるようにするため、可能な限り障害者である児童及び生徒が障害者でない児童及び生徒と共に教育を受けられるよう配慮しつつ、教育の内容及び方法の改善及び充実を図る等必要な施策を講じなければならない。」としています。 

今後、教育・福祉の関連法令についても、改正の議論が加速しそうです。

詳しくは、ほくとくネット内の関連法令等をご覧下さい。　千賀

福祉・保健・労働/関係機関/関係法令
政策動向

　教育大学函館校障害児臨床分野では，北海道特別支援教育学会道南支部の共催で下記の日程で「WISC-Ⅳ研修会」を開催いたします。申込方法など詳細につきましては，障害児臨床分野ホームページをご覧ください。

■　日　時　2011年10月29日(土)１３：００－１６：００

■　会　場　北海道教育大学函館校15番講義室

■　定　員　40名(先着)

■　内　容　『WISC-Ⅳの概要と演習』

■　講　師　北村博幸先生（函館校准教授）

■　資料代　道南支部会員：500円

　　　　　　　　一般：1000円

　　　　　　　　※検査用紙をお持ち帰り頂きます。

■　申込方法　函館校障害児臨床分野ホームページをご覧ください。

　

　　　　　　　　　　　http://www2.hak.hokkyodai.ac.jp/special-edu/index.html