とくしカフェ(ブログ)
ふじのめ学級の子どもたちと学生による活動
附属札幌小中学校 ふじのめ学級小学部の子どもたちが、大学の臨床施設へ来て学生達と身体活動体験(運動活動)をしました。楽しみながらいろいろなことを学びました。
学生による説明とデモンストレーション
バスケットボール用車椅子(バスケ車)体験
初めての乗るスポーツ用車椅子のおもしろさに夢中になる子どもたち。「右に進むには左を回せば良いんだ~」「後ろ向きにも動けるよ」「ぶつからないように上手によけて・・」
車椅子の操作を通して、身体の動かし方や、体の使い方、認知的な学習などさまざまな学びがあったようです。
壁登りやペダロ
「高さ」の体験、把握力(前腕の筋力)や四肢の使い方、ボディーサイズの知覚などのほか、
順番を待ったり、友達との協力関係などの学びに
ペダロ
コーディネーションの発達にはうってつけの楽しい活動
ストラックアウト
狙った的に上手に投げるコントロール力のほか、数字や順番などの学習にも
線路を作って、ルート開拓
<参加者>
ふじのめ学級小学部児童・教員
学生:碓井、石川、雨宮
大学:安井
※文科省「発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業(教職員育成プログラム開発事業)」
本学中期計画実施経費(平成28-30年度)等の補助を受けた
釧路校、特色ある授業「特別支援教育総合研究」
★【特色ある授業】特別支援教育総合研究のご紹介
・道南・道央地域視察研修
・研究室所属2年生対象
・小渕、戸田担当
・日程
2017年2月13日(月) 知内小学校視察(町内の特別支援教育の状況、スクールクラスター、保護者インタビュー)
2月14・15日(火・水) 附属特別支援学校授業観察とカンファレンス
2月16日(木) 児童心理治療施設バウムハウス、伊達市立星の丘小・中学校視察
研修終了後、写真や報告を研究室HPにアップします。 こちら
アダプテッド・スポーツ冬季ワークショップ
日時 平成29年2月4日11:00-
会場 北海道社会福祉事業団福祉村
詳しくは こちら
概要
ワークショップ
・シットスキー体験と指導方法(屋外で実施予定、30分程度)
・福祉村利用者とのスポーツ交流体験
・各種スポーツ・用具の体験
実践/研究報告
・うらかわ乗馬療育ネットワークの取り組み
・みんなで走ろう「トリム&ラン」!
・精神障害者スポーツの現状と背景
・「北海道における車いすフェンシング」実践報告
・サイボーグのオリンピック「サイバスロン」~最新技術で世界に挑む~
教育委員会と共同した不登校支援の取り組み
釧路校の受験を検討されている方へ
釧路校で「特別支援教育」を学びたいとお考えの方は…
以下のホームページで情報を発信しています。ぜひご覧ください。
釧路校・特別支援教育研究室ホームページは こちら
なお、釧路校では、どの専攻においても「特別支援学校教員免許」を取得することが
できますが、特に専門的に取り扱っているのは地域学校教育専攻です。
より深く特別支援教育を学びたい方は、地域学校教育専攻 を受験してくたさい。
釧路校・地域学校教育専攻のホームページは こちら
釧路校の学びの特色は、子どもの「特別な教育的ニーズ」をととらえ、子どもの貧困
や虐待、不登校、外国につながりのある子どもについて等も専門の教員がおり、学ぶ
ことができることです。
また、「おひさまクラブ」やファーストステップ・プログラム等、臨床活動も活発です。
今日、世界的に求められているインクルーシブな学校と社会をつくるために、ともに
学びましょう。
釧路校「おひさまクラブ」スタート!!
釧路校特別支援教育研究室が主催する「おひさまクラブ」がスタートし、10月15日(土)、11月19日(土)に開催されました。
これは、いわゆる小1プロブレムが懸念されるお子さんとその保護者を対象に、年長から小1までの2年間にわたり、就学接続期支援を行うものです。特別支援教育に携わる大学教員と学生が、地域の保育・教育機関・医療機関と連携しながら進めます。
活動内容は、①親子で楽しく動きながら、人とかかわる力を伸ばすムーブメントタイム、②個人に応じた課題に取り組み、できる喜びを知る個別指導タイム、③心理学的理論に基づいて、子育てのコツを知る親学びタイム、④おやつ作りを通して、最初から最後までやり遂げる力を育てるふれあいタイムの4つからなっています。
初回から、学生と一緒に生き生きと活動するお子さんの様子が見られ、保護者も子育ての悩みを話し合える充実した時間となりました。本活動は、北海道教育大学学長裁量経費の補助を受け、今後、毎月第3土曜日に釧路校キャンパスで継続して行われます。
詳細は… こちら
【札幌校】合同コングレスのビデオコンテスト受賞の記念品
【受賞について】
7月に岩見沢キャンパスで開催された合同コングレスのビデオコンテスト受賞で、カタログから選んだ記念品が、セノー社より届きました。
札幌キャンパス内の特別支援教育臨床スペースで大切に保管・利用させて頂きます。ありがとうございました。
(千賀 愛先生)
【記念品について】
ホッピングマットの上でジャンプしたり、片足立ちをしたり、飛び石のように使うことができます。ホッピングマットはやわらかくて不安定なので、自然と体を真っ直ぐ保つ力、バランスを取る力を身に付けることができます。
動物のイラストも描いてあり、子どもたちがどんな遊び方を思いつくのか楽しみです。(池田 千紗先生)
車椅子バスケットボールの体験実践
札幌校特別支援教育臨床スペースを使い、附属札幌中学校の生徒さんに車いすバスケットボールの紹介が行われました。
特別支援教育専攻の学生で車いすバスケットボールの選手でもある碓井さんが実際にバスケ車を操り、動きのコツなどを伝授しました。
釧路校で特別支援教育を学びたい方は…
釧路校では、どの専攻でも 特別支援学校教員免許(知的・肢体・病弱) を取得することができますが、より深く探求したい方は、 地域学校教育専攻 を受験してください。
入学後、 特別支援教育研究室 への配属が可能です。
詳しくは こちら をご覧ください。
リオ・パラリンピック
パラリンピックも8日目を迎え、すでに前回ロンドン大会の16個に並ぶメダルを獲得するなど、めざましい活躍を続ける日本勢だが、国別のメダルランキングでは53位と下位に沈んでいる。というのも、今のところ金メダルが取れていないことによるもので、百分の一秒単位の惜しい銀メダルがいくつもあり、何とか悲願の金メダルを、、と応援する毎日である。
前回ロンドン(金5個)の2倍のメダルを目標に乗り込んだリオ大会であったが、目標には黄信号がともっている状況となっている。
一方で、この状況について、一部関係者の間ではある程度予想(覚悟?)をしていた結果と言えるかもしれない。各国がパラリンピックを含めた障害者のスポーツ支援に力を入れるようになったなか、日本はその整備や意識改革に大きな後れを取ったのである。
これまでマスコミも含め、国民の関心は低く、競技に対する認知度も極端に低かった。そのなか、関係者は、手弁当で支援を続け、選手も海外遠征や高額な道具を含めて大きな負担のある中で努力を重ねてきたのである。
昨年から「障がい者スポーツ支援」の管轄も、それまでの厚生労働省から文科省に、そしてスポーツ庁に一元化されることになり、予算も増えては来た。しかし今回のリオには、少々遅きに失した感があるのも否めない。さらにその支援も、現在のところとても充分なものとは言えない状況にある。
またパラリンピックばかりではなく、地方を含めた障害者のスポーツ環境整備の遅れも見逃してはならない。
残りの競技での活躍を期待するとともに、今後に向けた国民全体の意識の変革が進むことを強く望んでいる。
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