とくしカフェ(ブログ)
函館大会の発表申込みについて
函館大会では,自主シンポジウムとポスター発表の2種類での発表ができますので,発表を予定されている方は申込みをお願いいたします。
【函館大会ホームページ】
http://www2.hak.hokkyodai.ac.jp/special-edu/framepage1.html
※なお,函館大会のホームページが閲覧できない・・・とのご意見を数件頂きました。現在調査中ですが,皆様におかれましては職場又はご自宅など,環境の異なる場所で再度お試し頂ければと思います。ご不便をおかけしまして誠に申し訳ありません。
函館大会実行委員会 実行委員長 細谷
第13回北海道特別支援教育学会函館大会(第2回実行委員会)
第13回北海道特別支援教育学会函館大会の宿泊について
つきましては,函館大会に参加を予定されている方は,早めに宿泊先の確保をお勧めいたします。
ピョンチャン・パラリンピック
パラリンピックのピョンチャン大会で、韓国に来ています。
パラリンピックへは、長野大会以来8回目(夏季3回、冬季5回)の現地調査となります。
毎回それぞれの国柄が強く出るのがパラリンピックですが、今回も韓国らしい?様々な面が見られ、今後の日本の取り組みについても、いろいろと考えさせられる点がありました。
また、こちらでは、日ごろ”ご無沙汰”な、内外の関係者ともいろいろと情報交換をする機会があり、そちらも貴重な情報となりました。
これまでのパラリンピック関連記事(ほくとくネット)は→こちら
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関連論文
ドルテッパー・グードルン、安井友康、山本理人、千賀愛:
地域スポーツに変革をもたらす牽引力としてのパラリンピックと日本の取り組みに向けて( The Paralympics as a vehicle for change in local community sport : Developingan Action Plan of APA in Japan)
アダプテッド・スポーツ科学 = Japanese journal of adapted sport science 15(1), 87-96, 2017
- Cinii
第13回北海道特別支援教育学会函館大会(第1回実行委員会)
本大会では大会長を北村博幸先生(函館校教授)にお願いし,『大会テーマ:その先にある特別支援教育-インクルーシブ教育の目指すもの-』を設定しました。今後様々な企画を考えながら当日まで準備を進めてまいりますので,多くの方のご参加をお待ちしております。
釧路校、児童養護施設・学習支援活動終了
2018.2.28 専攻・分野を超えて、釧路校学生30名が取り組んでいる児童養護施設・釧路まりも学園学習支援プロジェクト。今年度の取り組みはこの日が最後でした。
中学生グループは、高校受験を控えた3年生を中心に7名が参加してくれました。いつものとおり、横に学生が座ってプリント学習が中心ですが、受験直前の緊張感をほぐすためか、それとも「活動最終日」を意識してか、少しおしゃべりが多めで、いつも以上に和やかな雰囲気でした。
終了直前、大学4年の学生から「自分は間もなく卒業。いままでありがとう」という挨拶がありました。「卒業したらどうするの?」「●●くんは卒業しないの?」と話題が広がる子どもと学生たち。
一方、参加してくれた子どもたちも、中学卒業と同時にこの「学ボラ」から卒業です。小学校時代から参加してくれている子どもがほとんどで、4年サイクルの学生よりも長くこの活動に参加している子どももいます。
「ありがとう」「頑張ってね…」
お礼を言われたり、”励まされる学生”。玄関先で学生が見えなくなるまで見送ってくれる中学生の姿が印象的でした。
ともに育ちあい11年目の活動が終わりました。
釧路校「特別支援総合研究」
詳細は…https://www.facebook.com/kus.sne.lab/
2018.2.19(月)~22(木) 釧路校特別支援教育研究室2年生12名は、【特別支援教育総合研究】という集中講義を函館市・七飯町で行いました。小渕・木戸口・戸田の3名の教員が引率しました。
19日(月)は、児童自立支援施設・北海道立大沼学園の視察研修でした。
冒頭、大沼学園の佐藤自立支援課長さんより施設概要の説明があり、次に、併設されている七飯町立大沼小学校・大沼中学校鈴蘭谷分校の三谷教頭先生より、学校教育についての説明がありました。その後、各教室や体育館、寮舎の施設見学を行い、「蛍雪寮」の寮長さんから、子どもたちの生活の支援についてお話をお聞きしました。
20・21日(火・水)は、北海道教育大学附属特別支援学校の観察実習に入りました。
学生は、朝から小学部・中学部・高等部に各4ずつ入り、参与観察を行いました。授業への参加とともに、昼休みには一緒に遊んだり、給食を食べたり等、交流しました。
放課後には、附属特別支援学校の先生方にご参加いただき、学部ごとにカンファレスを行いました。学生から、授業のねらいに関する質問や、教師と児童生徒のかかわりについての質問の他、「○○さんはあの時、何を伝えたかったのか?」 「子どもの行動の背景にある理由は?」 「この1年間の育ちは?」等、附属の先生のご指導のもと学生が意見交換を行いました。
22日(木)は、青少年自立援助ホーム・ふくろうの家に伺いました。自立援助ホームとは、「なんらかの理由で家庭にいられなくなり、働かざるを得なくなった原則として15歳から20歳までの青少年達の暮らしの場」です。ホーム長であり、運営するNPO法人会長の竹花郁子さんから、ふくろうの家立ち上げの経緯から現状等を伺いました。
釧路校・特別支援教育研究室では、医学モデルの「障害」だけではなく、多様な子どもや青年の育ちと生活の具体を学び、幅広い知識・技術をもった教師や福祉職の育成を行っています。
学生たちが、ソーシャルインクルージョンを担う主体となってくれることを願っています。
22日12時、函館駅にて解散。
釧路校/函館での合宿研修「特別支援教育総合研究」
釧路校特別支援教育研究室2年生が参加する「特別支援教育総合研究」の日程・内容が決まりました。
学生12名の他、小渕先生・木戸口先生・戸田先生を合わせた総勢15名で、函館市を中心とした渡島管内で合宿研修を行います。
● 2/19(月) 児童自立支援施設・北海道大沼学園見学
(併設/大沼小学校鈴蘭谷分校・大沼中学校鈴蘭谷分校見学)
●2/20(火) 北海道教育大学附属特別支援学校観察実習(1)
●2/21(水) 北海道教育大学附属特別支援学校観察実習(2)
●2/22(木) 自立援助ホーム・ふくろうの家見学
2月5日に事前学習を行い、研修にそなえます。
釧路から函館まで、高速道路を使うと片道8時間弱。北海道を東から西南へ横断する旅を伴う研修です。
現地での様子はあらためてお知らせします。
釧路校/こんなボランティアに参加しています
以下は、このあと釧路市が主催する事業に、教育大釧路校の学生がボランティアとして参加するものです。
ボランティアのとりまとめを特別支援教育研究室の教員が行い、学生が参加しています。
①釧路市障がい者芸術作品展 ~藤井雅之氏 パソコンアートと共に...
芸術作品展のご案内等を担当します。
■日時:2月3・4日(土・日) 午前10時~午後6時※4日は午後4時まで。
■場所:釧路市観光国際交流センター
■主催:釧路市福祉部障がい福祉課ほか
②3歳児健診事後教室 21’s club ボランティア
3歳児親子との楽しく遊びます。
■日時:1/31(水)外遊び、2/14(水)おひな様作り、3/7(水)運動遊び
■場所:釧路市役所防災庁舎4階 健康推進課ホール
■主催:釧路市こども保健部健康推進課
③不登校児支援・ファーストステッププログラム
学校に行くことが難しい子どもたちと過ごします。
■日時:月~金、平日の午前で学生が希望する日(1日からok)
■場所:釧路こども家庭支援センター
■主催:釧路市教育委員会教育支援課ほか
釧路校「特別支援総合研究」の紹介
こんな授業に取り組んでいます…「特別支援教育総合研究」
(地域学校教育専攻・特別支援教育研究室/2年生)
この授業では、函館市にある附属特別支援学校の観察実習他、その地域にある関係機関(学校や児童福祉施設等)を訪問して、釧路にいるだけでは学ぶことができない多様な学びに取り組みます。
昨年2016年度は、知内町立知内小学校の見学及び保護者との懇談、附属特別支援学校での参与観察、児童心理治療施設(情緒障害児短期治療施設)バウムハウスと併設されている小中学校の見学を行いました(写真)。
今年度は、2月19日(月)から5日間の予定で、附属特別支援学校の参与観察の他、児童自立支援施設・大沼学園の見学及び併設されている小中学校の訪問、自立援助ホーム等の見学を予定しています。
詳細が決まり次第、あらためてお知らせします。
https://www.facebook.com/kus.sne.lab/
教員養成改革協議会(チーム講座別:特別支援)
11月20日(月)10時~12時、第2回チーム会議が札幌校集団臨床学習室(110号室)で行われました。
大雪に見舞われ、またこの時期にしては珍しくマイナス10度近くまで冷え込む悪天候の中、特別支援教育の免許取得ができる各キャンパスから、メンバーが集まりました。
特別支援教員養成に関わる基本的科目の科目名称,到達目標,成績評価基準などについて話し合いが行われました。
併せて、本プロジェクトの今年度の計画についても検討も行われました。
ふじのめ全道教育研究大会
札幌校附属小・中学校ふじのめ学級で全道教育研究大会が実施されました。
(特支プロジェクト協力企画)
全道から多くの教員が参加したほか、附属特別支援学校(ポスター発表)や、本学の教員、学生も参加し熱心な授業研究の討議が行われました。
詳細はこちら
開会式と全体会
公開授業
ポスター発表
分科会(中学部)
分科会(小学部)
HATOプロジェクトの教職員PD研修プログラム
HATOプロジェクトの教職員PD研修プログラム
平成29年11月16日(木)13:00~14:30、北海道教育大学札幌校 208教室において、札幌校の授業(以下授業科目)を活用した教職員PD研修プログラムが実施されました。
特別ニーズ教育史(札幌校・専門科目)の講義を担当する札幌校の千賀先生による「インクルーシブ教育と障害に対する合理的配慮について」の講義に、多くの大学教職員が研修の一環として参加しました。
※PDとは,プロフェッショナルディベロップメントの略で,教職志望の学生の教育と学習支援を中心に置きながら,教師教育(教員養成教育と現職教員教育)ならびに教育支援者等の専門職性向上に携わる,教職協働による大学教職員(附属学校教員を含む)の職能開発,教職員の専門職化を目指した自律的・内発的な活動を指すものです。
環太平洋教育国際会議(特別ニーズ教育部会)の報告
国際会議全体では、9か国から延べ約200名の参加があり、充実した意見交流となりました。
初日の基調講演のテーマは、早稲田大学の黒田一雄教授による「アジア発展途上国における障害とインクルーシブ教育」(Disability and Inclusive Education in Asian Developing Countries)でした。
タイ、韓国、中国、台湾、アメリカ、ホンジュラス、パキスタンなど、様々な国からの参加があり、各分科会では教育の分野別に分かれて議論しました。
特別支援教育の分科会は、Special Needs Education として初日に口頭発表5件、ポスター発表3件、2日目に4件があり、発表者それぞれ中国(香港)、韓国(釜山)、パキスタン、日本(北海道・筑波・東京)から参加がありました。
本プロジェクトからも、札幌校での取り組み(キンダーぷらっつ)を「Factors affecting inclusive physicalactivity in recreation-A case study of children with and withoutdisability(YASUI, Tomoyasu, SENGA, Ai and IKEDA, Chisa)」として報告しました。
公務員就職者が多い大学で北教大が全国第3位!
(1位=日本大学1028人、2位=早稲田大学638人、3位=北海道教育大学633人)
特集「学歴&教育」では、全国の大学を様々なランキング(社長の人数、研究費、主要400社への就職率)が載っているのですが、地方国立大学の教員養成系は、全体評価ではほとんどランクインしていません。
「お買い得を探せ!個性派大学が見つかるお宝ランキング」の最初の表のタイトルは、「公務員就職者が多い大学」ベスト10です。
記事によりますと「公務員の基礎能力試験は幅広い分野から出題されるため、入試で多くの科目を受験している国立大学出身者が有利といわれている」そうです。
3位の北海道教育大のほかには、8位には愛知教育大学が入りました。
「教育学部がある大学では、教員としての地方公務員就職があるので、ランキングでは上位に」なります。ひとりが2つの公務員試験を合格してもカウントされず、実際に公務員として就職している人数ですので、ここで上位に入るのは実績があればこそです。
私たち大学教員もびっくりの結果でしたが、教員養成に今後もしっかり取り組んで行きます!
釧路校・児童養護施設学習支援活動を再開しました
大学生の長~い夏休みを終えて、児童養護施設の学習支援活動を10/11(水)から再開しました。
へき地校体験実習等によって欠席する学生も多く、参加した学生は25名でした。
いつもどおり、小学校低学年・高学年・中学生の3グループに分かれて活動しました。
写真は、低学年のグループのレクリェーションです。「カベ鬼」の後、個別のあそびをしました。子ども一人に学生が一人以上つき、ゆったりと子どものペースで初日の活動を終えました。
また、高学年グループでは、「都道府県かるた」で楽しみながら学びました。取るだけではなく、読み手も交代で子ども達が担いました。
「教員養成大学の学生が子どもたちにできることは何か?」
それを考えながら、地道に取り組んできた10年。この後2月末まで、毎週水曜日・16回の訪問を予定しています。
台湾からの視察がふじのめ学級訪問
台湾の文部科学省による調査の一環で、今後の教員養成のあり方を検討するプロジェクトの一部とのことです。
今回は特に体育の授業に焦点を当てて、ふじのめ学級の小学部、中学部の授業を見学するとともに、教員の授業力育成に関わるインタビューが行われました。
(ちなみに調査団のPan教授は台湾アダプテッド体育スポーツ学会(TAPAS)の会長をされています)
台湾では、養成制度の違いもあり特別支援の教員は、読み書きと計算(算数)などの教科指導に重点を置く傾向が強く、身体に関わる授業は、セラピストの領域と考えられているとのこと。
ふじのめ学級の先生方の”障害にあわせた授業力の高さ"に驚かれた様子で、「とても参考になる」と、熱心にメモを取る様子などが見られました。
また、「通常学校の特別支援学級」での授業と言うことで、今後のインクルーシブ教育の展開に向けても参考になるとのことでした。
授業見学後は、大学にて教員養成のシステムや大学との連携などについて説明させていただきました。
今後の台湾における教員養成システムにも是非反映させていきたいと熱く語っている姿が印象的でした。
本学と附属校の「アジアへ向けての情報発信」につながる取り組みとなりました。
熱心に説明を聞く視察団
授業を見ながら説明を受ける
特別支援教育の制度などを教えている千賀先生から日本の制度に関する
説明もあり、理解を深めた様子
また附属小学校、中学校の方からも、授業の取り組みや教育課程などに関する
資料の提供を頂きました。
大学の臨床スペースを動画で紹介したいとのこと
担当する台湾の放送大学で放映するそうです。
釧路校・特別支援教育研究室Fbの開設
ふじのめ学級の子どもたちと運動遊び
生たちが特支小体育館で運動遊びを行い、楽しいひとときを過ごしました。
トランポリン、スポーツ用車椅子を使ったボール運動や鬼ごっこ、クライミング、スラックライン、
最後はエアポリンを行い大満足。
楽しみながら、身体のコーディネーションや筋持久力の向上、有酸素運動などを行うことがで
きるとともに、学生にとっては実践力向上に結びつく活動となりました。
教育実習から発展させた、ふじのめ学級と大学との日常的なコラボによる教育(児童生徒と学
生の相互学習)・研究(学習効果、運動効果の検証)などにつながっています。
活動を通して「車椅子」が「障がい者のための特別な道具」ではなく、「タイヤの付いた便利な
用具」へと、自然に認識が変わって行く様子が見られました。
日本特殊教育学会にて研究の発表
日本特殊教育学会にて研究の発表
9月16日(土)~18日(月)、名古屋で行われた日本特殊教育学会において、本校の学校研究に関する自主シンポジウムを行いました。
「生活を豊かにする授業づくり ~知的障がい教育における主体的・対話的で深い学びの具現化をめざして~」というテーマで開かれたシンポジウムには、40名ほどの参加者に集まっていただきました。「授業における分かる状況」「授業内での思考を働かせ自主的に行動するためには」という視点で、話題提供を行うことができました。
また、今回は「共生社会の形成に向けた附属特別支援学校の挑戦」という自主シンポジウムにおいて、群馬大学附属、香川大学附属と本校が話題提供を行いました。本校の進路担当者が中心に行う、障がい者アート活動の支援について発表を行いました。
自分たちの行う取組を多くの関係者に知っていただきながら、たくさんの御意見をいただきました。収穫の大きい学会となりました。
附属特別支援学校(太田)