とくしカフェ(ブログ)
令和3年度の教員採用試験日程の変更
詳しくは こちら
ドイツのインクルーシブ教育と障害児者の余暇・スポーツ
明石書店から刊行されました。
==============================
ドイツでは、インクルーシブな社会形成に向けた取り組みが進むとともに、シリア難民の大量流入などの大きな社会変動が続き、教育や地域スポーツの取り組みも大きな変化を迫られてきた。本書は、「多様性(ダイバーシティー)へのドイツ社会の対応」という視点から、ドイツ・ベルリン市州とニーダーザクセン州を中心に教育と地域の余暇・スポーツの取り組みについて紹介するものである。
ドイツのインクルーシブ教育と余暇・スポーツについて書いた前著「障害児者の教育と余暇・スポーツ-ドイツの実践に学ぶインクルージョンと地域形成-(2012)」から7年。その後の動向を中心に現地の情報と取り組みを伝える。
目次
はじめに
第1部 ベルリン編
-新しい学習指導要領の導入とインクルーシブ教育の深化
第1章 ドイツのベルリン市州におけるインクルーシブ教育
第2章 フレーミング基礎学校におけるインクルーシブ教育の授業づくり
第3章 フレーミング基礎学校におけるインクルーシブなスポーツ授業
第4章 視覚障害特別支援学校と地域スポーツクラブの連携
第2部 ニーダーザクセン編
-インクルージョン時代に合わせた地方の学校と地域の変革
第5章 インクルーシブ教育の推進と特別支援学校のセンター的機能の拡大
第6章 地方都市ゼルジンゲンの基礎学校におけるスポーツ活動-多様なニーズへの対応と学校づくり-
第7章 リンデン特殊学校とローテンブルガー・ヴェルケ-学校と地域の余暇・スポーツ連携-
第8章 「森の幼稚園」における教師と子どもたちの関わり-「自己形成空間」という視点から-
第9章 ドイツにおける学校教員のキャリア形成
第3部 ドイツにおける本人主体の余暇支援とスポーツ
第10章 障害者のスポーツ参加の動向と支援環境-アスリート支援と地域スポーツ-
第11章 ドナースマークによる余暇支援プログラム-ガーデニングと旅行支援-
第12章 地方小規模集落におけるスポーツクラブ-クラインメッケルゼン村のクラブづくり-
おわりに
特別支援学会シンポ「自立活動」資料
さくら・さくらんぼのリズムとうた (ヒトの子を人間に育てる保育の実践)
発達が気になる子の脳と体をそだてる感覚あそび: あそぶことには意味がある!作業療法士がすすめる68のあそびの工夫
8月17日のキンダーぷらっつは18日に延期となります
参加予定の方は、ご注意ください。
函館校SOサークル取組み
ユニファイドスクールとは,SOが学校と連携し、ユニファイドスポーツ®(知的障害のある人とない人がチームを作り、共に練習や試合をすることでスポーツを通じてお互いに相手の個性を理解し合い支え合う関係を築いていく取り組み)の機会を生徒・学生に提供することで、将来の社会活動を担う生徒・学生に障害のある人と触れ合い、スポーツを通じてお互いの理解を深めること、またその結果として、共生社会の実現を促進させることを目的として立ち上げた制度です。
今回,このような認定証を頂きましたが,今後も様々なスポ活動を通してアスリートの社会参加に向けた取り組みを行っていきたいと思います。
■スペシャルオリンピックスとは?
SOサークルのSOとは、スペシャルオリンピックス(英語:SO:Special Olympics)を指します。SOは、知的障害のある人たちに様々なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。