とくしカフェ(ブログ)

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釧路校、特別支援関連「公開講座」のお知らせ


 ・【阿部美穂子】
 発達に気がかりがある子どもの理解とムーブメント教育・療法による支援(募集締切:10月3日)
     詳細は こちら    受講申し込み書は こちら  
 
 ・【戸田竜也】
 授業公開講座「特別ニーズ教育論」(募集締切:9月16日 PM4:00)
     詳細は こちら    授業シラバスは こちら 


 ご応募お待ちしております。
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プロジェクトの成果報告

第66回東北・北海道地区大学等高等・共通教育研究会

66回東北・北海道地区大学等高等・共通教育研究会が平成28825-26日に北海道教育大学札幌校を会場に開催され、本プロジェクトの成果について報告されました。



 札幌校の齊藤真善先生から、8月25日(木)に、第66回東北・北海道地区大学等高等・共通教育研究会第1分科会「高等教育における人材育成
-大学の国際化と人材養成プログラム-」の話題提供者として「北海道教育大学札幌校における特別支援教育関連科目の必修化の現状と課題」について報告されました。


 本報告は札幌校において平成27年度から始まり、今年度より必修化された講義「特別支援教育」における受講者の「事前・事後アンケート調査」の結果及び「理解度テスト」からの分析に関する内容でした。

講義「特別支援教育」の目標は、学生達が教育フィールドで得た体験と、講義内容を融合させ、障害を抱える子どもの困り感や育ちの実際を理解し、教育現場における課題発見及び解決方法の糸口を提供することです。「特別支援教育を学ぶ必要性を感じる」というアンケートに対し、「感じる」(8割)「少し感じる」(約2割)という、ほぼ10割の学生が学ぶ必要性を感じていることからも、これからの教員にとって特別支援教育を学ぶことの重要性が見えてきます。

 大学として、学生達が将来、自信をもって指導できるようにするための工夫・改善が、今後も求められるとのことでした。

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きょうだいレク・キャンプ、無事終了!


 どちらも5年目(5回目)を迎えた障害のある子どもときょうだいのレク・キャンプ…中標津町での 【どら塾】(8月9日)、標津町での【ときわサマーキャンプ】(8月15・16日)は、事故なく無事終了しました。それぞれ、24名の子どもたちが参加してくれました。

 ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた保護者・自治体・学校関係者の皆様、本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。

 当日の様子を、釧路校特別支援教育研究室HPで紹介しています。
 こちら をご覧ください。 
 



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札幌校オープンキャンパス(8/6)のお知らせ

札幌校オープンキャンパス
特別支援教育専攻の模擬授業とキャンパス見学ツアーを札幌校講義棟2階にて8月6日(土)に開催します。
受付は9:30〜、あいの里教育大駅から無料送迎バスが運行されます。
10時〜12時と13時〜15時の2つの時間帯に分けて行いますので、都合がつく方に参加して下さい。

今年は、教室での専攻概要の説明や模擬授業に加えて、臨床スペースに遊具を広げて、運動遊びの体験ができるような企画を準備しています。
受験の際には立ち入ることのできない遊戯スペース、臨床スペースを訪れて、特別支援教育専攻の魅力に触れて下さい。
お待ちしています!!




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釧路市教育委員会職員による特別講義を行いました


 2016年5月19日(木)、「障害児の福祉と地域支援」(受講生51名)という授業において、釧路市教育委員会から指導主事、社会教育主事、スクールソーシャルワーカーの3名の職員をお招きして、不登校児支援にかかわる特別講義を行いました。

 詳しくは… こちら から
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児童養護施設での臨床を再開しました

2016518()、児童養護施設・釧路まりも学園学習支援プロジェクトが開始されました。

今年度で10年目を迎えるこの活動は、年間25回、毎週水曜日の夜18:1519:15に学生ボランティアが児童養護施設・釧路まりも学園を訪問し、学習支援やレクリェーションを行います。

今年度は、38名の学生がボランティアとして登録しました。

518日は、まず体育館に参加者全員がそろい、担当する学生と子どもたちとの対面式を行いました。

その後、低学年はレクリェーション、高学年は学習から始めました。

低学年のレクリェーションでは、「だるまさんころんだ」や「いろおに」などのゲームを中心に行い、子どもたちの元気な笑い声が体育館に響きました。

高学年は、学習の冒頭に「自己紹介ビンゴ」を行い、子どもと学生が「好きな食べ物」や「趣味」などを紹介しあった後、1年間の目標を立てました。その後、学校から出されている宿題や、学生が準備した学習プリントに取り組みました。

子どもたちがいつも楽しみに待っていてくれるこのプロジェクトは、将来教師になろうとしている学生たちを励ますとともに、貴重な学びの機会となっています。

プロジェクトで大切にされている、一人ひとりの子どもたちに丁寧に寄り添い、その内面を想像してかかわる経験や、子どもの生活背景を踏まえた上での支援の構築は、今日の学校現場でも求められる事柄です。

今後も子どもたちへの支援と学生の学びがより豊かになるよう、地道に取り組んでいきたいと思います。
 
 ↓活動後の振り返りの様子

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車いすフェンシング

日本車いすフェンシング北海道支部との共同研究として
5月から札幌校の臨床スペースを利用して練習会を開催することになり、第一回の練習会が行われました。



見学、参加を希望する方は、ご連絡ください。

練習日程
 日曜午後13:00-16:00(前後1時間程度準備、片付けを含む)
 
5/15
5/29
6/5
6/12
6/19
6/26

 日本車いすフェンシング協会のHP

問い合わせ
 札幌校 安井 または
 北海道フェンシング協会
 車いすフェンシング協会問い合わせフォーム
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GID学習会が終了しました


 2016427日、釧路校では「今、学校の先生に知って欲しい!  “性同一性障害”(GID)の子どものこと」と題した学習会を行いました。

学外から学校の先生や保健師、福祉職、保護者等、140名の参加がありました。

 今回、話題提供者としてご自身の経験を語ってくださったのは、釧路校に在籍する大学院生の真田さん(仮名)です。真田さんは、からだは女性として生まれましたが、心は男性を自認するGID当事者であり、大学4年生の時に診断を受け、現在ホルモン治療を行っています。

幼少期から男の子と一緒に遊ぶことが多く、スカートをはくことを嫌がったという真田さん。小学校高学年の頃には、体育の授業で行われる「プール」で、女性用の水着を着用することや女性と一緒に着替えることに抵抗を感じ、「体調が悪い」と偽って授業を休みました。中学生になって第二次性徴が始まり、「からだへの違和感」を強めるとともに、周囲が自分をどのように見ているのかということが気になりました。

このように幼少期から悩み苦しみながらも、親や学校の先生には自分のことを話したり、相談することができなかったと言います。その背景には、特に学校において、「女性らしさ」を求められることが多く、自分を否定されているようだったからと語りました。

真田さんは、学習会参加者に向けて、身近なところに自分のようなセクシャル・マイノリティがいることを知って欲しい、性に関係なく一人ひとりの良さを認めて欲しいと訴えました。

 質疑応答の後、スクールカウンセラーとしても活動している、釧路校戸田竜也講師から、本当のインクルーシブ教育の実現のためには、旧来の医学モデルによる「障害」のみならず、子どもたち一人ひとりの多様性を理解し、そこにある「特別な教育的ニーズ」を受け止めていかなければならないとの問題提起があり、学習会を終了しました。

 文部科学省の調査では、全国の学校で少なくとも606名の性同一性障害の子どもが学んでいます。また、同省は、20154月には「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」という通知を出し、学校に具体的な対応を求めています。

 北海道教育大学特別支援教育プロジェクトでは、今後GIDのみならず、広くセクシャル・マイノリティの問題の学習・研究を深めていきたいと考えています。

 

 関連ホームページ 釧路校特別支援教育研究室は こちら 

 

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【学校の先生対象】性同一性障害学習会

性同一性障害に関する学習会のお知らせ

 北海道教育大学特別支援教育プロジェクトでは、北海道教育庁釧路教育局、釧路市教育委員会のご後援をいただき、「性同一性障害」(GID)の学習会を行います。

 北海道教育大学に在籍する性同一性障害当事者の学生に、子どものころにどんなことを考え、悩んできたかなどを語っていただきます。

 また、スクールカウンセラーでもある本学戸田竜也講師が解説・コメントを行います。

 文部科学省の調査では、全国の学校で少なくとも606名の性同一性障害の子どもが学んでおり、さらに多くの子どもの存在が想定されます。また、学校での具体的な対応も求められています。

  学校関係者をはじめ、関心のある多くの皆様のご参加をお待ちいたします。

      

    ■■■ 日時 2016427日(水) 18302000

    ■■■場所 北海道教育大学釧路校201講義室

    ■■■参加費無料、申し込みは必要ありません。

 

 問い合わせ先

  北海道教育大学釧路校 戸田竜也研究室

   FAX 0154-44-3387

   メール toda.tatsuya@k.hokkyodai.ac.jp


 案内チラシ(PDF)は こちら
    
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漢字の学習方法を考える!

後期の授業もあと少し。学生さんもまとめの時期に入ってきています。
札幌校では、知的障害児の神経心理学という講義でグループで発表してもらいます。

最後の発表に向けて、学生さんが積極的に話し合う姿をパシャリ。
今回のテーマは、視覚認知特性を踏まえた漢字の学習方法です。
フロスティグ視知覚発達検査とWISC-Ⅳの結果から、各グループアイディアを出し合います。
このグループは、筆ペンでカラフルに、イラストを用いた教材を作成中。

話し合いの途中でアナと雪の女王の歌が聴こえてきました・・・・どんな学習方法を考えたのか、来週の発表が楽しみです!

*文字の学習におすすめの筆ペン
筆は力の加減により、線の太さ、濃淡が変わるるので、書いている最中の腕や指の動きを、視覚的に捉えやすくなります。
習字で使う筆だと、腕を空中で動かすので、腕のコントロールの基盤となる肩甲骨や肩周りのトレーニングにもなります。
筆ペンはいろいろな種類が出ていますが、実際の筆のような感触なのは、ペンテルの筆タッチサインペンや、100円ショップのキャンドゥに売っている筆ペンがおすすめです。
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セクシャルマイノリティのサークルができました


 釧路校では、セクシャルマイノリティを考えるサークル「Co -RE (コア)」が結成されました。

 

  Co-REとは、「Co(共に)‐Rainbow(虹色・多様性)Education(教育)=“共にセクシュアルマイノリティや多様性を広める教育を”」というコンセプトをもとに、セクシュアルマイノリティ当事者・理解者を繋げること、また、教育的側面から“性の多様性”について発信していくことを目的に活動していきます。

 

 参加は、当事者か否かを問わず参加できます。

 定期的に、 悩みなどを相談・共有するトーク会や勉強をしていきます。

 

 第1回目の活動は2016年1月21日(木)18時~ です。 トークテーマは「自分について話そう・聞こう」です。

 サークル参加希望、質問、相談、意見等ございましたら、以下の連絡先にお気軽にご連絡下さい。

   Twitter:釧教大セクマイサークルCo-RE(コア)@doutoudiversity

     E-mailcore_crew3@yahoo.co.jp



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ふじのめ学級との共同研究を発表してきました!

11月28日・29日に神奈川県厚木市で医療体育研究会と日本アダプテッド体育・スポーツ学会の合同大会がありました。
札幌校からは安井先生、院生の木村先生、旭川校からは大山先生が参加し、私はふじのめ学級の先生方との共同研究の成果を発表してきました。

発表は「特別支援学級におけるトランポリン運動-跳躍動作の変化に着目して-」という内容で、昨年度の体育の授業で行ったトランポリンの取り組みを報告しました。
トランポリンの効果や、取り組み方、技の練習方法などフロアーからたくさん質問、ご意見をいただき、大変有意義な機会となりました。
ご協力いただいた皆様ありがとございました。

他にも、聴覚障害児の運動についてや発達障害児の体育指導方法についてなど、貴重なお話をたくさん聞くことができ、とても楽しい充実した時間を過ごすことができました。

札幌に戻ってから、早速新たな研究プロジェクトの話も出てきておりまして・・・
来年の7月岩見沢で行われる「アダプテッド・医療・障がい者体育・スポーツ合同コングレス」でポスター発表できたらと考えています!

*合同コングレスの情報はこちら⇒ http://hokutoku.net/gc/

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「障害・貧困・虐待」シンポが終わりました

 2015年10月31日(土)、『いま、地域の子どもと家族のためにできること』と題し、釧路キャンパス403講義室にて「子どもの障害・貧困・虐待を考える講演会・シンポジウム」を開催しました。これは、2016年7月9・10日(土・日)に釧路で開催予定の北海道特別支援教育学会のプレ企画、北海道子どもの虐待防止協会釧根支部2015年度講演会、及び本学が受託している平成27年度文部科学省「発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業(教職員育成プログラム開発事業)」の一環として実施したものです。教育・保健・福祉関係者と本学学生、及び釧路専門学校の学生など、約300名という、多数の参加がありました。

 
 釧路校特別支援教育研究室 講師 木戸口正宏氏による基調講演「いま、子どもたちは -困難を抱える子どもたちに伴走する研究・教育を目指して-」では、子どもが安全に、安心していられる「居場所」が失われている現状から、子どもが直面する課題、家族や地域が抱える困難に、我々がどのように取り組んでいくかについて語られました。具体例として、NPOと本学学生がタイアップして釧路市内で取り組んでいる経済的事情を抱える子どものための勉強会「ZっとScrum(ずっとスクラム)」の紹介もありました。

 
 続くシンポジウム「子どもの生活現実を見つめる -障害・貧困・虐待の交錯に視点をあてて」では、釧路校特別支援教育研究室 准教授 小渕隆司氏によるコーディネートのもと、北海道釧路鶴野支援学校教頭 太田千佳子氏、釧路市教育委員会教育支援課スクールソーシャルワーカー 小林久美氏、釧路市こども保健部健康推進課保健相談主幹 佐藤千代子氏をパネラーに迎えました。太田氏より、学校の教育現場から見た子どもの現状と保護支援について教育的視点から、小林氏より、不登校の子どもの背景にある家族の困難さについて社会福祉的視点から、そして、佐藤氏より釧路地域における子育ての課題について母子保健の視点から、それぞれ話題提供がありました。それを受けて、フロアからは、支援者としての立場から、困難を抱える子どもと家族を地域で支えるための課題や意見がいくつも出されました。

 
 釧路地域の子どもの未来を創出したいと願う、たくさんの方々の思いがあふれる熱い集会となりました。学生も、保育・教育・保健・福祉など多様な立場の方々との協働力を高めるための、貴重な学びを得ることができました。

 シンポジウムの様子は こちら

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授業紹介、釧路校「障害児の福祉と地域支援」

 20151018()「障害児の福祉と地域支援」の授業受講者63名は、釧路市などが主催する「くしろ健康まつり」に参加した後、9月に開設されたばかりの釧路市男女平等参画センターを訪問して、地域における福祉と人権保障について実地に学びました。

 くしろ健康まつりでは、各ブースで健康チェックや鍼灸などを実際に体験するとともに、来場者の様子や事業全体を観察して、釧路市における健康づくりの取り組みについて考察を深めました。釧路市男女平等参画センターでは、同センター長からの講話の後、グループに分かれ地域や学校における男女の在り方について議論しました。

 受講した学生からは、「健康の大切さをあらためて認識した」といったことや、「日頃あまり考えなかった男女の平等について、これから考えてみたいと思う」などとの感想が語られました。

 経済的な格差が「健康格差」につながると指摘される今日、教師には障害の有無にかかわらずすべての人々の健康について考え、健康づくりの主体となる子どもを育てていく役割があります。また、社会・学校に存在するあらゆる格差・差別に関心を向け、その解消が図られなければ、「障害のある子ども」も尊重されないことは明らかです。

 教育や「障害児の福祉」を考えるために、一見異なる分野からアプローチするこの取り組みについて今後検証を重ね、さらに発展させていきたいと思います。

 

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書籍紹介


 この度、釧路校講師の戸田が著書を出版しました。 
 この場を借りて紹介させていただきます。



○学級担任・特別支援教育コーディネーターのための
 「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもの支援ガイド。
 戸田竜也 著。
 明治図書出版 刊。

 
 

 ■もくじ・まえがき・著者紹介は こちら
 ■著者インタビューは こちら
 
 ■内容の一部紹介(立ち読み)は こちら (PDF)

 著者の学校臨床から、29事例について考察を加えています。
 よろしくお願いいたします。
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学会に於ける活動報告

第53回日本特殊教育学会

平成27年9月19-21日に仙台で開かれる日本特殊教育学会にて、
本プロジェクトの報告(ポスター発表:報告:9月20日AM)が行われます。

その他にも、メンバーによる報告が多数行われますので、
興味のある方は是非ご参加ください。

学会ホームページ
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標津町・障害児ときょうだいのキャンプを実施しました

 8月17日(月)~18日(火)、標津町の障害のある子どもときょうだいのための「ときわサマーキャンプ」を開催しました。これは、子どもたちの「思い切り、とことん遊ぶ!」を応援するために、2012年から、標津町保護者ネットワーク「サロンときわ」と北海道教育大学釧路校が共同で取り組んでいるものです。今年は、3歳から高校2年生までの30名の子どもと地域学校教育専攻の学生25名、釧路専門学校の学生1名が参加しました。
 

標津町文化ホールをベースキャンプに、はじめにアイスブレーキングゲームをし、その後は子どもと学生のペアで、標津町内の「お気に入りの場所」に行きました。しべつ海の公園で釣り体験、町営温水プールで水遊び、標津サーモン科学館で展示や魚とのふれあい体験、文化ホールでオセロや囲碁、ボールゲームをするなど、標津町の方々のご協力のもと、どの子どもも学生と一緒に楽しんでいました。そして夕食には、ときわサロンの父母の方々が準備してくださった具沢山カレーとフルーツポンチを頂き、その後は、恒例の花火を楽しみました。
 

 翌朝は、あいにくの雨でしたが、標津農協の方々からおいしい牛乳をたくさん頂き、また元気に活動を再開しました。昼前、子どもたちと別れた後は、4人の保護者の方から、障害のある子どもときょうだいを育てる親の気持ちや願いについて、お話をうかがいました。どの保護者の方も、赤裸々な思いを伝えてくださり、これから教員になることを目指す学生たちにとって、貴重な経験となりました。
 

 このキャンプは、子どもたちには、自分が大切にされ、受容される喜びを味わい知ることで、心の成長を促し、学生たちには、子どもを丸ごと受け止め、寄り添う体験に取り組むことで、教員としての人間性を高める、相互の育ち合いの場となっています。

  子どもたちの様子…写真は こちら

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中標津きょうだいレク「どら塾」が終了しました

 2015.8.7() 釧根地区ADHDLDPDD懇話会中標津支部(通称、どらえもんくらぶ)主催の「どら塾」が開催されました。どら塾とは、中標津町内外の障害のある子どもときょうだいに楽しい1日を過ごしてもらおうと、4年前からどらえもんくらぶと北海道教育大学釧路校が共同して取り組んでいるものです。

 4回目となる今年のどら塾は、3歳から高校2年生までの24名の子どもと大学生30名が参加しました。

 午前中は、中標津町立中標津東小学校を会場に夏休みの宿題をしたり、体育館であそんだりなど、一人ひとりの時間を過ごしました。学生と一緒に工作をつくる子ども、宿題のプリントに取り組む子ども、子どもに将棋を教えてもらう学生や、子ども対学生でバトミントンの試合する場面もありました。

 昼食はどらえもんくらぶのお父さん・お母さんが準備してくださったジンギスカンをみんなで食べました。

 午後からは、途中小雨が混じる天気でしたが、道立ゆめの森公園の屋内施設、屋外遊具でたっぷりあそびました。

 どら塾では、子ども一人に学生一人以上がつき、子どもの「やりたいこと」にとことん寄り添い、応援することを大切にしています。解散のときには、「また会おうねー」と声を掛けあう姿が見られました。

 後日、釧路校・特別支援教育研究室HPで写真を公開します。

 なお、釧路校では、8/17-18の2日間、サロンときわと共同で標津町にてきょうだいのキャンプを実施します。




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