とくしカフェ(ブログ)

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GW中,静かな研究室より

 GWも後半に差し掛かり,特段どこに行くこともなく,毎日研究室で穏やかに過ごしている函館校の1人です。
 さて,久しぶりの投稿・・・と思い,先日函館校で行われました「卒業論文構想発表会」のタイトルをお知らせいたします。次年度から「特別支援教育分野」が開設されるため,こんな研究をしているのね~と思っていただければと思います。
<五十嵐研究室>
・数感覚につまづきのみられる生徒への分数の指導
・読み書き障害児への漢字の書きと文章の中で漢字を書くための指導
・発達障害の疑いのある児童への特殊音節を含むカタカナ単語の書き指導
・文章理解に困難のある発達障害児への文節単語読み訓練を用いた指導の効果
・発達性ディスレクシア児童に対する刺激ペアリング手続きを用いた漢字読み指導
・作文において同じ接続詞を多用する発達障害児に対する接続詞の意味理解指導と作文での活用に向けた指導
<北村研究室>
・英語学習に苦手意識を持つ自閉症スペクトラム障害の中学生に対する英単語スペリング指導
・自閉症スペクトラム児のパーソナルナラティブ向上を目指して-フィクショナルストーリー課題の指導を通して-
・自閉症スペクトラム児の他者感情理解と向社会的判断・行動の促進-矛盾課題を使用した指導を通して-
<細谷研究室>
・他者との関わりに困難を示す幼児の小集団を用いた指導の効果
・小学校特別支援学級児童における「招く交流」の効果に関する実践的研究
・重度重複障害児の表出行動を促す外的刺激についての実践研究
・「気になる」幼児に対するSGE(構成的グループエンカウンター)の効果
・通常学級担任を対象とした障害理解の教育実践上の課題に関する調査
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特別支援学校高等部の学習指導要領(H31年2月)

今年の2月(平成31年2月)に特別支援学校高等部の学習指導要領が公表されました。
小中学校の改訂でもポイントになった主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善、小・中・高等校の教育課程との連続性を重視するなど、共通点もあります。
高等部では「総合的な学習の時間」を「総合的な探求の時間」に改め、各教科の学習を関連させながら、生徒が自らの課題を解決できるように配慮すること、とされました。
「できた」という課題達成だけでなく、試行錯誤したり、他の方法を試してみるなど、プロセスも重視されています。

高等部の新しい学習指導要領は、まだ出版物として発行されていませんので、興味のある人は文科省のホームページからダウンロードしてみて下さい。
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/02/04/1399950_11.pdf
ほくとくねっとからもリンクを張っています。
リンク集→文科省の一覧から直接ダウンロードも可能です。
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教員採用数は国公私立第3位&正規教員数は国立大で第4位

北海道教育大学は、教員養成をメインとする大学です。
教員就職者が多いトップ200を調べた東洋経済の就職四季報プラスワン(2019年1月)によれば、全国の国公私立大学の卒業生で2017年度に教員に就職した人数が多い順に、第1位は大阪教育大学(487人)、第2位は愛知教育大学(483人)、第3位が北海道教育大学(444人)、第4位は私立の文教大学(441人)、第5位は広島大学(385人)、第6位は東京学芸大学(383人)でした。北海道内の大学でトップ50内に入ったのは北海道教育大学のみでした。
道内の私立大学では80位に北翔大学(100人)、173位に札幌学院大学(34人)が入っています。
これらの人数は、教員採用試験に合格した正規教員と、臨時採用の非正規教員を合わせた数になっています。

国立大学の正規採用された教員就職者の人数だけでみると、2018年3月卒業生の場合、第1位は愛知教育大学(280人)、第2位は福岡教育大学(247人)、第3位は東京学芸大学(243人)、第4位が北海道教育大学(232人)、第5位は大阪教育大学(202人)となりました。
正規採用の人数は、自治体ごとに教員採用が実施されており、教員採用の合格率も少子化や教師不足などの状況によっても左右されます。
非正規の教員を1-3年経験して、教員採用試験に合格できたという卒業生も毎年います。

北教大の卒業生たちからは教員に就職した後に、同期や先輩、後輩が多いため、「身近に気軽に相談しやすい同僚がいて良かった」「大学の同期が近くにいて心強い」といった声を多く聞きます。
教員免許をとるだけでなく、人とのつながりが出来るのが大学生活の素晴らしい所だと思います。
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やってみようレクスポ!

やってみようレクスポ!
パラスポのその前に2019

 みんなの遊び企画です。気軽にご参加ください。

日時:2019年2月17日(日)10:00-15:00
場所:札幌みなみの杜高等支援学校体育館

主催:札幌市障がい者スポーツ指導車協議会
協力:北海道教育大学特別支援教育プロジェクト
    アクセス  
チラシ:2019やってみようレクスポ!.pdf 
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みんなの遊び場

みんなの遊び場in白石区体育館
 
札幌市との共催事業「みんなの遊び場」
  2019年2月2日(土)13:30-16:00 (13:00受付開始) 時間中出入り自由 
 札幌市白石区体育館
 お誘いあわせの上、ぜひご参加ください
 障害のあるお子さん、家族、きょうだいやその友だちなど(インクルーシブな活動です)
 詳細は こちら

 チラシ
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北海道胆振東部地震関連(2018.9.8)


災害により被害を受けた学生への支援策について
(平成30年北海道胆振東部地震)


災害により被害を受けた学生への支援策について(平成30年北海道胆振東部地震)


  独立行政法人日本学生支援機構は、災害救助法適用地域の世帯の学生に対する貸与奨学金の緊急採用、奨学金返還者からの減額返還・返還期限猶予の願出、居住する住宅に半壊以上等(床上浸水を含む)の被害を受けた学生からの支援金の申請を下記のとおり受け付けます。

 日本学生支援機構 HP こちら
 

 その他リンク
 ■NHK 災害時障害者のためのサイト こちら
   ■北海道災害ボランティアセンター HP   こちら
 
 

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第2回道南地域における現職教員研修プログラムin八雲

 8月10日(金)に八雲町民センターにて「第2回道南地域における現職教員研修プログラム(発達障害児への理解と支援):平成30年度北海道教育大学学長戦略経費(重点分野研究プロジェクト)特別な教育的ニーズに対応する人材育成のための情報支援-支援教材とICT を活用した情報提供-」を開催しました。本研修会は昨年度の熊石での研修会に続き,第2回目の研修会となり,当日は八雲町を中心とした関係者(教育・医療・福祉・行政等)50名を超える方にご参加いただき,八雲町の熱意が伝わってきました。
 次年度は再び熊石地域での開催を予定しておりますので,お近くの方はぜひ足をお運びいただければと思います。
 ご協力を頂きました八雲町教育委員会様に御礼申し上げます。

<北村教授:発達障害児の理解>


<五十嵐教授:発達障害児への具体的支援>


<細谷准教授:通常学級における合理的配慮に基づく発達支援>
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認定講習資料(PDF版)の掲載先について

7月27日−28日に行った平成30年度 認定講習 特別支援教育の基礎理論のスライド資料につきまして、PDF版を掲載いたしました。大部分の内容は、当日配布の資料に含まれているかと思いますが、受講者でご希望の方はご利用下さい。

ほくとくネット トップページの左のバナーのうち「各キャンパスの取組み」→「札幌校・教職大学院」→「地域支援」のページへとお進み下さい。
アドレスは下記の通りとなります。千賀 愛
http://hokutoku.net/?page_id=302
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第13回北海道特別支援教育学会函館大会の2号通信公開

 本日,北海道特別支援教育学会・研究大会(函館大会)の2号通信をWEB上に公開いたしました。
 本大会においては,自主シンポジウム7本,ポスター発表24本を予定しておりますので,是非会場に足をお運びいただければと思います。

 第13回北海道特別支援教育学会・研究大会函館大会ホームページ
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第13回北海道特別支援教育学会函館大会のプログラム公開

 7月14日-15日に函館校で開催されます「第13回北海道特別支援教育学会・研究大会 函館大会」のプログラムを公開しました。
 関係の皆様におかれましては,プログラムをご確認の上,各自準備をお願いいたします。なお,2号通信の発送は行わず,大会WEBでの公開となります。2号通信の公開は6月上旬を予定しておりますのでしばらくお待ちください。

【第13回北海道特別支援教育学会・研究大会 函館大会】
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