とくしカフェ(ブログ)

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教員養成改革協議会(チーム講座別:特別支援)

教員養成改革協議会(チーム講座別:特別支援)検討会議

11月20日(月)10時~12時、第2回チーム会議が札幌校集団臨床学習室(110号室)で行われました。
大雪に見舞われ、またこの時期にしては珍しくマイナス10度近くまで冷え込む悪天候の中、特別支援教育の免許取得ができる各キャンパスから、メンバーが集まりました。


特別支援教員養成に関わる基本的科目の科目名称,到達目標,成績評価基準などについて話し合いが行われました。

併せて、本プロジェクトの今年度の計画についても検討も行われました。
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ふじのめ全道教育研究大会

全道教育研究大会

札幌校附属小・中学校ふじのめ学級で全道教育研究大会が実施されました。
(特支プロジェクト協力企画)

全道から多くの教員が参加したほか、附属特別支援学校(ポスター発表)や、本学の教員、学生も参加し熱心な授業研究の討議が行われました。

詳細はこちら




開会式と全体会

公開授業


ポスター発表


分科会(中学部)

分科会(小学部)
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HATOプロジェクトの教職員PD研修プログラム

HATOプロジェクトの教職員PD研修プログラム

平成29年11月16日(木)13:00~14:30、北海道教育大学札幌校 208教室において、札幌校の授業(以下授業科目)を活用した教職員PD研修プログラムが実施されました。

特別ニーズ教育史(札幌校・専門科目)の講義を担当する札幌校の千賀先生による「インクルーシブ教育と障害に対する合理的配慮について」の講義に、多くの大学教職員が研修の一環として参加しました。


※PDとは,プロフェッショナルディベロップメントの略で,教職志望の学生の教育と学習支援を中心に置きながら,教師教育(教員養成教育と現職教員教育)ならびに教育支援者等の専門職性向上に携わる,教職協働による大学教職員(附属学校教員を含む)の職能開発,教職員の専門職化を目指した自律的・内発的な活動を指すものです。
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環太平洋教育国際会議(特別ニーズ教育部会)の報告

11月4-5日の二日間、かでる27を会場として環太平洋教育国際会議(The Pacific Rim Conference on Education)が開催されました。
国際会議全体では、9か国から延べ約200名の参加があり、充実した意見交流となりました。

初日の基調講演のテーマは、早稲田大学の黒田一雄教授による「アジア発展途上国における障害とインクルーシブ教育」(Disability and Inclusive Education in Asian Developing Countries)でした。
タイ、韓国、中国、台湾、アメリカ、ホンジュラス、パキスタンなど、様々な国からの参加があり、各分科会では教育の分野別に分かれて議論しました。

特別支援教育の分科会は、Special Needs Education として初日に口頭発表5件、ポスター発表3件、2日目に4件があり、発表者それぞれ中国(香港)、韓国(釜山)、パキスタン、日本(北海道・筑波・東京)から参加がありました。

本プロジェクトからも、札幌校での取り組み(キンダーぷらっつ)を「Factors affecting inclusive physicalactivity in recreation-A case study of children with and withoutdisability(YASUI, Tomoyasu, SENGA, Ai and IKEDA, Chisa)」として報告しました。


インクルーシブ教育の地域調査、障がいのある子どもの調査研究、学習障害に対応したアプリの開発、教員養成、余暇支援など多岐にわたりました。また2年後には、台湾(台北)で国際会議が開かれることになり、各分科会を中心に交流が続きそうです。


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公務員就職者が多い大学で北教大が全国第3位!

全国の国公私立780校を調べた日経トレンディの記事によりますと、「公務員就職者が多い大学」の第3位に北海道教育大学がランクインしました(10月号,p.40)。
(1位=日本大学1028人、2位=早稲田大学638人、3位=北海道教育大学633人)

特集「学歴&教育」では、全国の大学を様々なランキング(社長の人数、研究費、主要400社への就職率)が載っているのですが、地方国立大学の教員養成系は、全体評価ではほとんどランクインしていません。

「お買い得を探せ!個性派大学が見つかるお宝ランキング」の最初の表のタイトルは、「公務員就職者が多い大学」ベスト10です。
記事によりますと「公務員の基礎能力試験は幅広い分野から出題されるため、入試で多くの科目を受験している国立大学出身者が有利といわれている」そうです。
3位の北海道教育大のほかには、8位には愛知教育大学が入りました。

「教育学部がある大学では、教員としての地方公務員就職があるので、ランキングでは上位に」なります。ひとりが2つの公務員試験を合格してもカウントされず、実際に公務員として就職している人数ですので、ここで上位に入るのは実績があればこそです。

私たち大学教員もびっくりの結果でしたが、教員養成に今後もしっかり取り組んで行きます!
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釧路校・児童養護施設学習支援活動を再開しました

 大学生の長~い夏休みを終えて、児童養護施設の学習支援活動を10/11()から再開しました。

 へき地校体験実習等によって欠席する学生も多く、参加した学生は25名でした。

 いつもどおり、小学校低学年・高学年・中学生の3グループに分かれて活動しました。

 写真は、低学年のグループのレクリェーションです。「カベ鬼」の後、個別のあそびをしました。子ども一人に学生が一人以上つき、ゆったりと子どものペースで初日の活動を終えました。

 また、高学年グループでは、「都道府県かるた」で楽しみながら学びました。取るだけではなく、読み手も交代で子ども達が担いました。

 「教員養成大学の学生が子どもたちにできることは何か?

それを考えながら、地道に取り組んできた10年。この後2月末まで、毎週水曜日・16回の訪問を予定しています。

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台湾からの視察がふじのめ学級訪問

10月2日(月)、台湾の教員養成大学、台湾師範大学と高雄師範大学からふじのめ学級の視察がありました。
台湾の文部科学省による調査の一環で、今後の教員養成のあり方を検討するプロジェクトの一部とのことです。

今回は特に体育の授業に焦点を当てて、ふじのめ学級の小学部、中学部の授業を見学するとともに、教員の授業力育成に関わるインタビューが行われました。
(ちなみに調査団のPan教授は台湾アダプテッド体育スポーツ学会(TAPAS)の会長をされています)

台湾では、養成制度の違いもあり特別支援の教員は、読み書きと計算(算数)などの教科指導に重点を置く傾向が強く、身体に関わる授業は、セラピストの領域と考えられているとのこと。

ふじのめ学級の先生方の”障害にあわせた授業力の高さ"に驚かれた様子で、「とても参考になる」と、熱心にメモを取る様子などが見られました。
また、「通常学校の特別支援学級」での授業と言うことで、今後のインクルーシブ教育の展開に向けても参考になるとのことでした。

授業見学後は、大学にて教員養成のシステムや大学との連携などについて説明させていただきました。
今後の台湾における教員養成システムにも是非反映させていきたいと熱く語っている姿が印象的でした。

本学と附属校の「アジアへ向けての情報発信」につながる取り組みとなりました。

熱心に説明を聞く視察団


授業を見ながら説明を受ける


特別支援教育の制度などを教えている千賀先生から日本の制度に関する
説明もあり、理解を深めた様子

また附属小学校、中学校の方からも、授業の取り組みや教育課程などに関する
資料の提供を頂きました。


大学の臨床スペースを動画で紹介したいとのこと
担当する台湾の放送大学で放映するそうです。
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ふじのめ学級の子どもたちと運動遊び

「きらきらポイント」が貯まったふじのめ学級(小学部)の子どもたちと、今月、実習から戻った学
生たちが特支小体育館で運動遊びを行い、楽しいひとときを過ごしました。

トランポリン、スポーツ用車椅子を使ったボール運動や鬼ごっこ、クライミング、スラックライン、
最後はエアポリンを行い大満足。

楽しみながら、身体のコーディネーションや筋持久力の向上、有酸素運動などを行うことがで
きるとともに、学生にとっては実践力向上に結びつく活動となりました。

教育実習から発展させた、ふじのめ学級と大学との日常的なコラボによる教育(児童生徒と学
生の相互学習)・研究(学習効果、運動効果の検証)などにつながっています。

活動を通して「車椅子」が「障がい者のための特別な道具」ではなく、「タイヤの付いた便利な
用具」へと、自然に認識が変わって行く様子が見られました。




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日本特殊教育学会にて研究の発表

日本特殊教育学会にて研究の発表


 
9月16日(土)~18日(月)、名古屋で行われた日本特殊教育学会において、本校の学校研究に関する自主シンポジウムを行いました。

「生活を豊かにする授業づくり ~知的障がい教育における主体的・対話的で深い学びの具現化をめざして~」というテーマで開かれたシンポジウムには、40名ほどの参加者に集まっていただきました。「授業における分かる状況」「授業内での思考を働かせ自主的に行動するためには」という視点で、話題提供を行うことができました。


 また、今回は「共生社会の形成に向けた附属特別支援学校の挑戦」という自主シンポジウムにおいて、群馬大学附属、香川大学附属と本校が話題提供を行いました。本校の進路担当者が中心に行う、障がい者アート活動の支援について発表を行いました。


 自分たちの行う取組を多くの関係者に知っていただきながら、たくさんの御意見をいただきました。収穫の大きい学会となりました。



附属特別支援学校
(太田)


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附属特別支援学校「きりのめサロン」

附属特別支援学校「きりのめサロン」

8月31日(木)、附属特別支援学校で、本年度1回目の「きりのめサロン」が行われました。

今回は七飯養護学校のコーディネーターの先生から「ことばから考える子どもへの支援」という題目で講演をいただきました。

ことばについての実践に関する悩みは数多く、47名の保育園や幼稚園の先生方からのお申し込みをいただきました。参加してくださった先生方、ありがとうございました。

次回のきりのめサロンも、どうぞよろしくお願いします。
(太田千佳子)


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バリアフリー乗馬

バリアフリー乗馬の札幌開催資金の協力募集が来ています。

詳しくは
http://actnow.jp/project/ikifuku_basha/

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うらかわ乗馬療育ネットワーク

今年10月13日(金)~15日(日)に札幌市で開催される「いきいき健康福祉フェア2017」にて、バリアフリー馬車会を行います。

バリアフリー馬車会は車椅子のまま乗ることができ、誰でも楽しんでいただけます。

今までに開催したバリアフリー馬車会ではこのような感想をいただいています。

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・普段できない体験が出来て良かったです。視力が弱く馬を認識できないのですが、足音が良く聞こえ、良かったです。

・初めての馬車、とても興味深く楽しみにしていました。今日は間近でポニーを見て、力強く馬車をひく姿を見せていただき楽しいひ
とときでした。ありがとうございました。

バギーのまま他の家族も一緒に乗れるなんてすばらしいです!

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昨年度までは国の補助事業を活用して、都市部におけるバリアフリー馬車会を行ってきました。今年度は補助事業も終了し、バリアフリー馬車の輸送や、それを引くことが出来るポニーの借り受けといった開催資金を独自に準備することとなりました。

私たちは馬車会を通して、馬が身近にいない都市部の方々にも、馬が持つ魅力を体験し、乗馬療育を知ってほしい、そして一人でも多くの方に馬と共に笑顔を届けたいと考えております。

当団体ならではのお礼の品も多数ご用意しておりますので、ぜひご覧ください。

皆様のご支援・ご協力をお願いいたします。

▼支援の方法等、詳細はこちらをご覧ください。
http://actnow.jp/project/ikifuku_basha/


うらかわ乗馬療育ネットワーク
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キンダーぷらっつ

札幌でも30度を超える暑さの中、今月もキンダーぷらっつが実施されました。

あまりに暑いので、初企画「水遊び」を行いました。
臨床スペース外の空間を利用してブルーシートを広げ、運動で身体が熱くなったら
外へ出てプール遊び。熱中症対策にも効果的。多いに盛り上がりました。







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アダスポ協力

岩見沢校で実施された障がい者スポーツ等の体験イベント「アダスポ」

車椅子バスケットボール体験に特支プロジェクトのスポーツ用車椅子などを利用するなど、運営に協力しました。
また札幌校の特別支援専攻の学生碓井選手(写真右)も、競技のデモンストレーションを行うなどしました。

日時 平成29年7月1日(土)
場所 北海道教育大学岩見沢校第3体育館
 




岩見沢市広報
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スポーツ用車いす体験(大学生編)

ふじのめ学級の体育館を利用し「肢体不自由教育」の受講者がスポーツ体験を行いました

昨年新設されたアダプテッド・スポーツサークルの協力のもと、車いすバスケットボール選手でもある碓井さんの指導で、車いすバスケットボールを体験しました。




また並行して、シッティングバレーボールなどを体験し大いに盛り上がりました。


(掲載にあたり画像の解像度を低下させています)

生活用の車いす(常用・先週体験)との違いを実感するとともに、スポーツ体験を通した障害に対するポジティブなとらえ方につながる様子が見られました。
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ふじのめ学級の子どもたちが車いすスポーツ体験

スポーツ用車いす体験

附属ふじのめ学級の体育館を利用し、生徒たち(中学部)がスポーツ用車いす(車いすバスケットボール)の体験をしました。


初めて体験するスポーツ用車いすの活動に、大盛り上がりでした。





※附属札幌小中学校ふじのめ学級と大学との共同プロジェクト(特支プロジェクト)
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スポーツ用車いす

車いすスポーツ体験・活動用に、バスケットボール用車椅子を10台(新車6台、そのほか貸与を含め4台)をそろえました。
学生の体験や、学生によるスポーツ体験ボランティア活動などに活用する予定です。

体験を希望する方は、ご一報ください。

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ふじのめ学級の子どもたちと学生による活動

大学で「楽しい身体活動」体験

附属札幌小中学校 ふじのめ学級小学部の子どもたちが、大学の臨床施設へ来て学生達と身体活動体験(運動活動)をしました。楽しみながらいろいろなことを学びました。

学生による説明とデモンストレーション


バスケットボール用車椅子(バスケ車)体験



初めての乗るスポーツ用車椅子のおもしろさに夢中になる子どもたち。「右に進むには左を回せば良いんだ~」「後ろ向きにも動けるよ」「ぶつからないように上手によけて・・」
車椅子の操作を通して、身体の動かし方や、体の使い方、認知的な学習などさまざまな学びがあったようです。


壁登りやペダロ


「高さ」の体験、把握力(前腕の筋力)や四肢の使い方、ボディーサイズの知覚などのほか、
順番を待ったり、友達との協力関係などの学びに

ペダロ

コーディネーションの発達にはうってつけの楽しい活動

ストラックアウト

狙った的に上手に投げるコントロール力のほか、数字や順番などの学習にも


線路を作って、ルート開拓

<参加者>
 ふじのめ学級小学部児童・教員
 学生:碓井、石川、雨宮
 大学:安井
※文科省「発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業(教職員育成プログラム開発事業)」
本学中期計画実施経費(平成28-30年度)等の補助を受けた
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釧路校、特色ある授業「特別支援教育総合研究」


【特色ある授業】特別支援教育総合研究のご紹介
 
道南・道央地域視察研修
・研究室所属2年生対象
・小渕、戸田担当

・日程
 2017年2月13日(月) 知内小学校視察(町内の特別支援教育の状況、スクールクラスター、保護者インタビュー)
 
 2月14・15日(火・水) 附属特別支援学校授業観察とカンファレンス

 2月16日(木) 児童心理治療施設バウムハウス伊達市立星の丘小・中学校視察

  研修終了後、写真や報告を研究室HPにアップします。 こちら
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アダプテッド・スポーツ冬季ワークショップ

アダプテッド・スポーツ冬季ワークショップ

日時 平成29年2月4日11:00-
会場 北海道社会福祉事業団福祉村

詳しくは  こちら

概要
ワークショップ

  ・シットスキー体験と指導方法(屋外で実施予定、30分程度)

・福祉村利用者とのスポーツ交流体験

・各種スポーツ・用具の体験


実践/研究報告

・うらかわ乗馬療育ネットワークの取り組み

・みんなで走ろう「トリム&ラン」!

精神障害者スポーツの現状と背景                                                          

     ・「北海道における車いすフェンシング」実践報告

     ・サイボーグのオリンピック「サイバスロン」~最新技術で世界に挑む~

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釧路校の受験を検討されている方へ


 釧路校で「特別支援教育」を学びたいとお考えの方は…
 以下のホームページで情報を発信しています。ぜひご覧ください。
  釧路校・特別支援教育研究室ホームページは こちら

 なお、釧路校では、どの専攻においても「特別支援学校教員免許」を取得することが
できますが、特に専門的に取り扱っているのは地域学校教育専攻です。
 より深く特別支援教育を学びたい方は、地域学校教育専攻 を受験してくたさい。
  釧路校・地域学校教育専攻の
ホームページは こちら

 釧路校の学びの特色は、子どもの「特別な教育的ニーズ」をととらえ、子どもの貧困
や虐待、不登校、外国につながりのある子どもについて等も専門の教員がおり、学ぶ
ことができることです。
 また、「おひさまクラブ」やファーストステップ・プログラム等、臨床活動も活発です。

 今日、世界的に求められているインクルーシブな学校と社会をつくるために、ともに
学びましょう。



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釧路校「おひさまクラブ」スタート!!


 釧路校特別支援教育研究室が主催する「おひさまクラブ」がスタートし、1015()1119()に開催されました。

 これは、いわゆる小1プロブレムが懸念されるお子さんとその保護者を対象に、年長から小1までの2年間にわたり、就学接続期支援を行うものです。特別支援教育に携わる大学教員と学生が、地域の保育・教育機関・医療機関と連携しながら進めます。

 活動内容は、①親子で楽しく動きながら、人とかかわる力を伸ばすムーブメントタイム、②個人に応じた課題に取り組み、できる喜びを知る個別指導タイム、③心理学的理論に基づいて、子育てのコツを知る親学びタイム、④おやつ作りを通して、最初から最後までやり遂げる力を育てるふれあいタイムの4つからなっています。

 初回から、学生と一緒に生き生きと活動するお子さんの様子が見られ、保護者も子育ての悩みを話し合える充実した時間となりました。本活動は、北海道教育大学学長裁量経費の補助を受け、今後、毎月第3土曜日に釧路校キャンパスで継続して行われます。

 詳細は… こちら

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【札幌校】合同コングレスのビデオコンテスト受賞の記念品




 
    

  

【受賞について】
 7月に岩見沢キャンパスで開催された合同コングレスのビデオコンテスト受賞で、カタログから選んだ記念品が、セノー社より届きました。
  札幌キャンパス内の特別支援教育臨床スペースで大切に保管・利用させて頂きます。ありがとうございました。
 
(千賀 愛先生)


【記念品について】

  ホッピングマットの上でジャンプしたり、片足立ちをしたり、飛び石のように使うことができます。ホッピングマットはやわらかくて不安定なので、自然と体を真っ直ぐ保つ力、バランスを取る力を身に付けることができます。
 動物のイラストも描いてあり、子どもたちがどんな遊び方を思いつくのか楽しみです。(池田 千紗先生)

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車椅子バスケットボールの体験実践



札幌校特別支援教育臨床スペースを使い、附属札幌中学校の生徒さんに車いすバスケットボールの紹介が行われました。

特別支援教育専攻の学生で車いすバスケットボールの選手でもある碓井さんが実際にバスケ車を操り、動きのコツなどを伝授しました。
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釧路校で特別支援教育を学びたい方は…


 釧路校では、どの専攻でも 特別支援学校教員免許(知的・肢体・病弱) を取得することができますが、より深く探求したい方は、 地域学校教育専攻 を受験してください。
 入学後、 特別支援教育研究室 への配属が可能です。

 詳しくは こちら をご覧ください。
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リオ・パラリンピック

パラリンピックも8日目を迎え、すでに前回ロンドン大会の16個に並ぶメダルを獲得するなど、めざましい活躍を続ける日本勢だが、国別のメダルランキングでは53位と下位に沈んでいる。というのも、今のところ金メダルが取れていないことによるもので、百分の一秒単位の惜しい銀メダルがいくつもあり、何とか悲願の金メダルを、、と応援する毎日である。


前回ロンドン(金5個)の2倍のメダルを目標に乗り込んだリオ大会であったが、目標には黄信号がともっている状況となっている。

一方で、この状況について、一部関係者の間ではある程度予想(覚悟?)をしていた結果と言えるかもしれない。各国がパラリンピックを含めた障害者のスポーツ支援に力を入れるようになったなか、日本はその整備や意識改革に大きな後れを取ったのである。


これまでマスコミも含め、国民の関心は低く、競技に対する認知度も極端に低かった。そのなか、関係者は、手弁当で支援を続け、選手も海外遠征や高額な道具を含めて大きな負担のある中で努力を重ねてきたのである。


 


昨年から「障がい者スポーツ支援」の管轄も、それまでの厚生労働省から文科省に、そしてスポーツ庁に一元化されることになり、予算も増えては来た。しかし今回のリオには、少々遅きに失した感があるのも否めない。さらにその支援も、現在のところとても充分なものとは言えない状況にある。


またパラリンピックばかりではなく、地方を含めた障害者のスポーツ環境整備の遅れも見逃してはならない。


残りの競技での活躍を期待するとともに、今後に向けた国民全体の意識の変革が進むことを強く望んでいる。

 

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・アダプテッド体育・スポーツに関する国際動向 : アジア・ASAPEの取り組みとソチパラリンピック報告

ノルウェーにおける障害者のスポーツ環境 : パラリンピック・ナショナルチームコーチのインタビュー調査から
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釧路校、特別支援関連「公開講座」のお知らせ


 ・【阿部美穂子】
 発達に気がかりがある子どもの理解とムーブメント教育・療法による支援(募集締切:10月3日)
     詳細は こちら    受講申し込み書は こちら  
 
 ・【戸田竜也】
 授業公開講座「特別ニーズ教育論」(募集締切:9月16日 PM4:00)
     詳細は こちら    授業シラバスは こちら 


 ご応募お待ちしております。
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プロジェクトの成果報告

第66回東北・北海道地区大学等高等・共通教育研究会

66回東北・北海道地区大学等高等・共通教育研究会が平成28825-26日に北海道教育大学札幌校を会場に開催され、本プロジェクトの成果について報告されました。



 札幌校の齊藤真善先生から、8月25日(木)に、第66回東北・北海道地区大学等高等・共通教育研究会第1分科会「高等教育における人材育成
-大学の国際化と人材養成プログラム-」の話題提供者として「北海道教育大学札幌校における特別支援教育関連科目の必修化の現状と課題」について報告されました。


 本報告は札幌校において平成27年度から始まり、今年度より必修化された講義「特別支援教育」における受講者の「事前・事後アンケート調査」の結果及び「理解度テスト」からの分析に関する内容でした。

講義「特別支援教育」の目標は、学生達が教育フィールドで得た体験と、講義内容を融合させ、障害を抱える子どもの困り感や育ちの実際を理解し、教育現場における課題発見及び解決方法の糸口を提供することです。「特別支援教育を学ぶ必要性を感じる」というアンケートに対し、「感じる」(8割)「少し感じる」(約2割)という、ほぼ10割の学生が学ぶ必要性を感じていることからも、これからの教員にとって特別支援教育を学ぶことの重要性が見えてきます。

 大学として、学生達が将来、自信をもって指導できるようにするための工夫・改善が、今後も求められるとのことでした。

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きょうだいレク・キャンプ、無事終了!


 どちらも5年目(5回目)を迎えた障害のある子どもときょうだいのレク・キャンプ…中標津町での 【どら塾】(8月9日)、標津町での【ときわサマーキャンプ】(8月15・16日)は、事故なく無事終了しました。それぞれ、24名の子どもたちが参加してくれました。

 ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた保護者・自治体・学校関係者の皆様、本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。

 当日の様子を、釧路校特別支援教育研究室HPで紹介しています。
 こちら をご覧ください。 
 



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札幌校オープンキャンパス(8/6)のお知らせ

札幌校オープンキャンパス
特別支援教育専攻の模擬授業とキャンパス見学ツアーを札幌校講義棟2階にて8月6日(土)に開催します。
受付は9:30〜、あいの里教育大駅から無料送迎バスが運行されます。
10時〜12時と13時〜15時の2つの時間帯に分けて行いますので、都合がつく方に参加して下さい。

今年は、教室での専攻概要の説明や模擬授業に加えて、臨床スペースに遊具を広げて、運動遊びの体験ができるような企画を準備しています。
受験の際には立ち入ることのできない遊戯スペース、臨床スペースを訪れて、特別支援教育専攻の魅力に触れて下さい。
お待ちしています!!




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釧路市教育委員会職員による特別講義を行いました


 2016年5月19日(木)、「障害児の福祉と地域支援」(受講生51名)という授業において、釧路市教育委員会から指導主事、社会教育主事、スクールソーシャルワーカーの3名の職員をお招きして、不登校児支援にかかわる特別講義を行いました。

 詳しくは… こちら から
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児童養護施設での臨床を再開しました

2016518()、児童養護施設・釧路まりも学園学習支援プロジェクトが開始されました。

今年度で10年目を迎えるこの活動は、年間25回、毎週水曜日の夜18:1519:15に学生ボランティアが児童養護施設・釧路まりも学園を訪問し、学習支援やレクリェーションを行います。

今年度は、38名の学生がボランティアとして登録しました。

518日は、まず体育館に参加者全員がそろい、担当する学生と子どもたちとの対面式を行いました。

その後、低学年はレクリェーション、高学年は学習から始めました。

低学年のレクリェーションでは、「だるまさんころんだ」や「いろおに」などのゲームを中心に行い、子どもたちの元気な笑い声が体育館に響きました。

高学年は、学習の冒頭に「自己紹介ビンゴ」を行い、子どもと学生が「好きな食べ物」や「趣味」などを紹介しあった後、1年間の目標を立てました。その後、学校から出されている宿題や、学生が準備した学習プリントに取り組みました。

子どもたちがいつも楽しみに待っていてくれるこのプロジェクトは、将来教師になろうとしている学生たちを励ますとともに、貴重な学びの機会となっています。

プロジェクトで大切にされている、一人ひとりの子どもたちに丁寧に寄り添い、その内面を想像してかかわる経験や、子どもの生活背景を踏まえた上での支援の構築は、今日の学校現場でも求められる事柄です。

今後も子どもたちへの支援と学生の学びがより豊かになるよう、地道に取り組んでいきたいと思います。
 
 ↓活動後の振り返りの様子

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車いすフェンシング

日本車いすフェンシング北海道支部との共同研究として
5月から札幌校の臨床スペースを利用して練習会を開催することになり、第一回の練習会が行われました。



見学、参加を希望する方は、ご連絡ください。

練習日程
 日曜午後13:00-16:00(前後1時間程度準備、片付けを含む)
 
5/15
5/29
6/5
6/12
6/19
6/26

 日本車いすフェンシング協会のHP

問い合わせ
 札幌校 安井 または
 北海道フェンシング協会
 車いすフェンシング協会問い合わせフォーム
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GID学習会が終了しました


 2016427日、釧路校では「今、学校の先生に知って欲しい!  “性同一性障害”(GID)の子どものこと」と題した学習会を行いました。

学外から学校の先生や保健師、福祉職、保護者等、140名の参加がありました。

 今回、話題提供者としてご自身の経験を語ってくださったのは、釧路校に在籍する大学院生の真田さん(仮名)です。真田さんは、からだは女性として生まれましたが、心は男性を自認するGID当事者であり、大学4年生の時に診断を受け、現在ホルモン治療を行っています。

幼少期から男の子と一緒に遊ぶことが多く、スカートをはくことを嫌がったという真田さん。小学校高学年の頃には、体育の授業で行われる「プール」で、女性用の水着を着用することや女性と一緒に着替えることに抵抗を感じ、「体調が悪い」と偽って授業を休みました。中学生になって第二次性徴が始まり、「からだへの違和感」を強めるとともに、周囲が自分をどのように見ているのかということが気になりました。

このように幼少期から悩み苦しみながらも、親や学校の先生には自分のことを話したり、相談することができなかったと言います。その背景には、特に学校において、「女性らしさ」を求められることが多く、自分を否定されているようだったからと語りました。

真田さんは、学習会参加者に向けて、身近なところに自分のようなセクシャル・マイノリティがいることを知って欲しい、性に関係なく一人ひとりの良さを認めて欲しいと訴えました。

 質疑応答の後、スクールカウンセラーとしても活動している、釧路校戸田竜也講師から、本当のインクルーシブ教育の実現のためには、旧来の医学モデルによる「障害」のみならず、子どもたち一人ひとりの多様性を理解し、そこにある「特別な教育的ニーズ」を受け止めていかなければならないとの問題提起があり、学習会を終了しました。

 文部科学省の調査では、全国の学校で少なくとも606名の性同一性障害の子どもが学んでいます。また、同省は、20154月には「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」という通知を出し、学校に具体的な対応を求めています。

 北海道教育大学特別支援教育プロジェクトでは、今後GIDのみならず、広くセクシャル・マイノリティの問題の学習・研究を深めていきたいと考えています。

 

 関連ホームページ 釧路校特別支援教育研究室は こちら 

 

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【学校の先生対象】性同一性障害学習会

性同一性障害に関する学習会のお知らせ

 北海道教育大学特別支援教育プロジェクトでは、北海道教育庁釧路教育局、釧路市教育委員会のご後援をいただき、「性同一性障害」(GID)の学習会を行います。

 北海道教育大学に在籍する性同一性障害当事者の学生に、子どものころにどんなことを考え、悩んできたかなどを語っていただきます。

 また、スクールカウンセラーでもある本学戸田竜也講師が解説・コメントを行います。

 文部科学省の調査では、全国の学校で少なくとも606名の性同一性障害の子どもが学んでおり、さらに多くの子どもの存在が想定されます。また、学校での具体的な対応も求められています。

  学校関係者をはじめ、関心のある多くの皆様のご参加をお待ちいたします。

      

    ■■■ 日時 2016427日(水) 18302000

    ■■■場所 北海道教育大学釧路校201講義室

    ■■■参加費無料、申し込みは必要ありません。

 

 問い合わせ先

  北海道教育大学釧路校 戸田竜也研究室

   FAX 0154-44-3387

   メール toda.tatsuya@k.hokkyodai.ac.jp


 案内チラシ(PDF)は こちら
    
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漢字の学習方法を考える!

後期の授業もあと少し。学生さんもまとめの時期に入ってきています。
札幌校では、知的障害児の神経心理学という講義でグループで発表してもらいます。

最後の発表に向けて、学生さんが積極的に話し合う姿をパシャリ。
今回のテーマは、視覚認知特性を踏まえた漢字の学習方法です。
フロスティグ視知覚発達検査とWISC-Ⅳの結果から、各グループアイディアを出し合います。
このグループは、筆ペンでカラフルに、イラストを用いた教材を作成中。

話し合いの途中でアナと雪の女王の歌が聴こえてきました・・・・どんな学習方法を考えたのか、来週の発表が楽しみです!

*文字の学習におすすめの筆ペン
筆は力の加減により、線の太さ、濃淡が変わるるので、書いている最中の腕や指の動きを、視覚的に捉えやすくなります。
習字で使う筆だと、腕を空中で動かすので、腕のコントロールの基盤となる肩甲骨や肩周りのトレーニングにもなります。
筆ペンはいろいろな種類が出ていますが、実際の筆のような感触なのは、ペンテルの筆タッチサインペンや、100円ショップのキャンドゥに売っている筆ペンがおすすめです。
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セクシャルマイノリティのサークルができました


 釧路校では、セクシャルマイノリティを考えるサークル「Co -RE (コア)」が結成されました。

 

  Co-REとは、「Co(共に)‐Rainbow(虹色・多様性)Education(教育)=“共にセクシュアルマイノリティや多様性を広める教育を”」というコンセプトをもとに、セクシュアルマイノリティ当事者・理解者を繋げること、また、教育的側面から“性の多様性”について発信していくことを目的に活動していきます。

 

 参加は、当事者か否かを問わず参加できます。

 定期的に、 悩みなどを相談・共有するトーク会や勉強をしていきます。

 

 第1回目の活動は2016年1月21日(木)18時~ です。 トークテーマは「自分について話そう・聞こう」です。

 サークル参加希望、質問、相談、意見等ございましたら、以下の連絡先にお気軽にご連絡下さい。

   Twitter:釧教大セクマイサークルCo-RE(コア)@doutoudiversity

     E-mailcore_crew3@yahoo.co.jp



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ふじのめ学級との共同研究を発表してきました!

11月28日・29日に神奈川県厚木市で医療体育研究会と日本アダプテッド体育・スポーツ学会の合同大会がありました。
札幌校からは安井先生、院生の木村先生、旭川校からは大山先生が参加し、私はふじのめ学級の先生方との共同研究の成果を発表してきました。

発表は「特別支援学級におけるトランポリン運動-跳躍動作の変化に着目して-」という内容で、昨年度の体育の授業で行ったトランポリンの取り組みを報告しました。
トランポリンの効果や、取り組み方、技の練習方法などフロアーからたくさん質問、ご意見をいただき、大変有意義な機会となりました。
ご協力いただいた皆様ありがとございました。

他にも、聴覚障害児の運動についてや発達障害児の体育指導方法についてなど、貴重なお話をたくさん聞くことができ、とても楽しい充実した時間を過ごすことができました。

札幌に戻ってから、早速新たな研究プロジェクトの話も出てきておりまして・・・
来年の7月岩見沢で行われる「アダプテッド・医療・障がい者体育・スポーツ合同コングレス」でポスター発表できたらと考えています!

*合同コングレスの情報はこちら⇒ http://hokutoku.net/gc/

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「障害・貧困・虐待」シンポが終わりました

 2015年10月31日(土)、『いま、地域の子どもと家族のためにできること』と題し、釧路キャンパス403講義室にて「子どもの障害・貧困・虐待を考える講演会・シンポジウム」を開催しました。これは、2016年7月9・10日(土・日)に釧路で開催予定の北海道特別支援教育学会のプレ企画、北海道子どもの虐待防止協会釧根支部2015年度講演会、及び本学が受託している平成27年度文部科学省「発達障害に関する教職員等の理解啓発・専門性向上事業(教職員育成プログラム開発事業)」の一環として実施したものです。教育・保健・福祉関係者と本学学生、及び釧路専門学校の学生など、約300名という、多数の参加がありました。

 
 釧路校特別支援教育研究室 講師 木戸口正宏氏による基調講演「いま、子どもたちは -困難を抱える子どもたちに伴走する研究・教育を目指して-」では、子どもが安全に、安心していられる「居場所」が失われている現状から、子どもが直面する課題、家族や地域が抱える困難に、我々がどのように取り組んでいくかについて語られました。具体例として、NPOと本学学生がタイアップして釧路市内で取り組んでいる経済的事情を抱える子どものための勉強会「ZっとScrum(ずっとスクラム)」の紹介もありました。

 
 続くシンポジウム「子どもの生活現実を見つめる -障害・貧困・虐待の交錯に視点をあてて」では、釧路校特別支援教育研究室 准教授 小渕隆司氏によるコーディネートのもと、北海道釧路鶴野支援学校教頭 太田千佳子氏、釧路市教育委員会教育支援課スクールソーシャルワーカー 小林久美氏、釧路市こども保健部健康推進課保健相談主幹 佐藤千代子氏をパネラーに迎えました。太田氏より、学校の教育現場から見た子どもの現状と保護支援について教育的視点から、小林氏より、不登校の子どもの背景にある家族の困難さについて社会福祉的視点から、そして、佐藤氏より釧路地域における子育ての課題について母子保健の視点から、それぞれ話題提供がありました。それを受けて、フロアからは、支援者としての立場から、困難を抱える子どもと家族を地域で支えるための課題や意見がいくつも出されました。

 
 釧路地域の子どもの未来を創出したいと願う、たくさんの方々の思いがあふれる熱い集会となりました。学生も、保育・教育・保健・福祉など多様な立場の方々との協働力を高めるための、貴重な学びを得ることができました。

 シンポジウムの様子は こちら

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授業紹介、釧路校「障害児の福祉と地域支援」

 20151018()「障害児の福祉と地域支援」の授業受講者63名は、釧路市などが主催する「くしろ健康まつり」に参加した後、9月に開設されたばかりの釧路市男女平等参画センターを訪問して、地域における福祉と人権保障について実地に学びました。

 くしろ健康まつりでは、各ブースで健康チェックや鍼灸などを実際に体験するとともに、来場者の様子や事業全体を観察して、釧路市における健康づくりの取り組みについて考察を深めました。釧路市男女平等参画センターでは、同センター長からの講話の後、グループに分かれ地域や学校における男女の在り方について議論しました。

 受講した学生からは、「健康の大切さをあらためて認識した」といったことや、「日頃あまり考えなかった男女の平等について、これから考えてみたいと思う」などとの感想が語られました。

 経済的な格差が「健康格差」につながると指摘される今日、教師には障害の有無にかかわらずすべての人々の健康について考え、健康づくりの主体となる子どもを育てていく役割があります。また、社会・学校に存在するあらゆる格差・差別に関心を向け、その解消が図られなければ、「障害のある子ども」も尊重されないことは明らかです。

 教育や「障害児の福祉」を考えるために、一見異なる分野からアプローチするこの取り組みについて今後検証を重ね、さらに発展させていきたいと思います。

 

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書籍紹介


 この度、釧路校講師の戸田が著書を出版しました。 
 この場を借りて紹介させていただきます。



○学級担任・特別支援教育コーディネーターのための
 「特別な教育的ニーズ」をもつ子どもの支援ガイド。
 戸田竜也 著。
 明治図書出版 刊。

 
 

 ■もくじ・まえがき・著者紹介は こちら
 ■著者インタビューは こちら
 
 ■内容の一部紹介(立ち読み)は こちら (PDF)

 著者の学校臨床から、29事例について考察を加えています。
 よろしくお願いいたします。
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学会に於ける活動報告

第53回日本特殊教育学会

平成27年9月19-21日に仙台で開かれる日本特殊教育学会にて、
本プロジェクトの報告(ポスター発表:報告:9月20日AM)が行われます。

その他にも、メンバーによる報告が多数行われますので、
興味のある方は是非ご参加ください。

学会ホームページ
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標津町・障害児ときょうだいのキャンプを実施しました

 8月17日(月)~18日(火)、標津町の障害のある子どもときょうだいのための「ときわサマーキャンプ」を開催しました。これは、子どもたちの「思い切り、とことん遊ぶ!」を応援するために、2012年から、標津町保護者ネットワーク「サロンときわ」と北海道教育大学釧路校が共同で取り組んでいるものです。今年は、3歳から高校2年生までの30名の子どもと地域学校教育専攻の学生25名、釧路専門学校の学生1名が参加しました。
 

標津町文化ホールをベースキャンプに、はじめにアイスブレーキングゲームをし、その後は子どもと学生のペアで、標津町内の「お気に入りの場所」に行きました。しべつ海の公園で釣り体験、町営温水プールで水遊び、標津サーモン科学館で展示や魚とのふれあい体験、文化ホールでオセロや囲碁、ボールゲームをするなど、標津町の方々のご協力のもと、どの子どもも学生と一緒に楽しんでいました。そして夕食には、ときわサロンの父母の方々が準備してくださった具沢山カレーとフルーツポンチを頂き、その後は、恒例の花火を楽しみました。
 

 翌朝は、あいにくの雨でしたが、標津農協の方々からおいしい牛乳をたくさん頂き、また元気に活動を再開しました。昼前、子どもたちと別れた後は、4人の保護者の方から、障害のある子どもときょうだいを育てる親の気持ちや願いについて、お話をうかがいました。どの保護者の方も、赤裸々な思いを伝えてくださり、これから教員になることを目指す学生たちにとって、貴重な経験となりました。
 

 このキャンプは、子どもたちには、自分が大切にされ、受容される喜びを味わい知ることで、心の成長を促し、学生たちには、子どもを丸ごと受け止め、寄り添う体験に取り組むことで、教員としての人間性を高める、相互の育ち合いの場となっています。

  子どもたちの様子…写真は こちら

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中標津きょうだいレク「どら塾」が終了しました

 2015.8.7() 釧根地区ADHDLDPDD懇話会中標津支部(通称、どらえもんくらぶ)主催の「どら塾」が開催されました。どら塾とは、中標津町内外の障害のある子どもときょうだいに楽しい1日を過ごしてもらおうと、4年前からどらえもんくらぶと北海道教育大学釧路校が共同して取り組んでいるものです。

 4回目となる今年のどら塾は、3歳から高校2年生までの24名の子どもと大学生30名が参加しました。

 午前中は、中標津町立中標津東小学校を会場に夏休みの宿題をしたり、体育館であそんだりなど、一人ひとりの時間を過ごしました。学生と一緒に工作をつくる子ども、宿題のプリントに取り組む子ども、子どもに将棋を教えてもらう学生や、子ども対学生でバトミントンの試合する場面もありました。

 昼食はどらえもんくらぶのお父さん・お母さんが準備してくださったジンギスカンをみんなで食べました。

 午後からは、途中小雨が混じる天気でしたが、道立ゆめの森公園の屋内施設、屋外遊具でたっぷりあそびました。

 どら塾では、子ども一人に学生一人以上がつき、子どもの「やりたいこと」にとことん寄り添い、応援することを大切にしています。解散のときには、「また会おうねー」と声を掛けあう姿が見られました。

 後日、釧路校・特別支援教育研究室HPで写真を公開します。

 なお、釧路校では、8/17-18の2日間、サロンときわと共同で標津町にてきょうだいのキャンプを実施します。




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